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世界で活躍する若手を

 【東京本社】3月9、10の両日、新潟県苗場スキー場で開かれたユースのアルペンスキー大会「ゴールドウイン ナスターレースユースジャパンカップ」を取材した。20回目の今年は、5歳から15歳までの選手約230人が全国から参加し、タイムを競った。
 大会関係者によると、アルペンスキーは、ジャンプやノルディックスキーに比べ、世界で活躍する選手が少ないという。理由の一つに、日本は欧米ほどスキー文化が根付いていないことがあるようだ。
 主催するナスターレース協会は毎年、上位選手を世界大会に派遣してきたが、より多くの子供たちにトップ選手の滑りを見てもらうため2020年からユース世界大会の開催を決めた。同時に指導者の育成も強化する。同協会の三浦豪太理事長は「可能性を秘めている子供たちに世界で活躍できる舞台を用意したい」と意気込む。
 札幌市が招致を目指す、30年の冬季五輪・パラリンピックで活躍する選手が育つ可能性は十分にある。(國)
2019年03月22日(金)  10:00  / この記事のURL

ホテルの建設ラッシュ

 【大阪本社】通勤時、時間がある際は電車に乗らず、2駅分御堂筋を歩くことにしている。道すがら訪日外国人が大きなスーツケースを転がしながら歩く姿が見られ、建設中の複数のホテルができ上がっていく姿を眺めながら歩いている。写真は大阪市中央区の御堂会館跡地に建設中のホテルなどが入る複合ビル。
 訪日外国人の増加や2020年の東京五輪・パラリンピックを受けて、大阪市中央区の本町界隈でもホテルのラッシュが続いている。19、20年はホテルの新設・増設計画が目白押しで、19年は全国で364軒5万4868客室、20年は178軒3万3627客室が計画されている(『週刊ホテルレストラン』調べ、18年12月7日時点での40室以上のホテル申請の新築案件がベース)。近畿は19年85軒1万3238客室、20年43軒9452客室と、東京とともに突出する。
 シーツやタオルなどのリネンサプライ、カーペットなどを扱う繊維企業にとっても商機が広がっている。一般消費市場が盛り上がりに欠ける中で、しばらく期待できる分野だ。(長)
2019年03月20日(水)  10:00  / この記事のURL

カジュアルキモノ

 【東京本社】新元号公表を前に、“和”を見直す動きがある。ファッションに和を取り入れるデザイナーもいるが、日本文化、伝統文化の本当の良さを伝えるのは和服かもしれない。どこでも着られる洋服に対して、和服はやはり古都の街が似合う。神社やお寺。木々の緑やこけむした道に、和服の女性は映える。
 しかし、着方が分からない。価格が高い。長時間着用すると苦しいなど、和服のハードルは高い。利便性と低価格を求めてきた時代に、和服は取り残された存在かもしれない。成人式を前に、一度着物専門店を訪れたとしても、次に行くのは結婚して子供が七五三を迎える頃か。それも最近はセレモニー服に代用されている。
 母親から高価な着物を譲られる。それは財産にはなるが、置き場にも困る。こうした現状から和装業界は「カジュアルキモノ」の提案を行っている。もっと、日常に着物を広げる試みだ。簡単に着られる着物の開発から、着付け教室や着用イベントの開催まで。まず、消費者に着物の魅力を伝えることから始めている。(康)
2019年03月19日(火)  10:00  / この記事のURL

大店法と大店立地法

 【中部・北陸支社】間もなく元号が変わろうとしている時に、古い話で恐縮だが昭和時代から平成初頭までの大規模小売店舗法(大店法)が懐かしい。同法規は百貨店に代わり、ダイエーなど新たな業態店舗(セルフサービスデパートメントストア)GMSが成長する中、大型店の進出による中小小売店の経営圧迫等を防ぎ、中小小売業者を保護するために1973年から2000年まで施行された。その後、大店法が廃止され、大規模小売店舗立地法(大店立地法)が施行されるのだがこの出店抑制策が、物品販売の需要と供給をうまく回転させていた。
 最近、衣料品の供給過多による廃棄問題がよくささやかれる。その要因は海外からの安価な輸入によるものだという人が多いが筆者はそうは思わない。大店立地法による無制限な売り場面積の拡大が供給を過多にしているのだ。ましてや今はそこにネット市場まで加わる。
 価格は商品の需要と供給で決定される。もう一度、同法規の見直しを望みたい。このままではコスト高、製品安に苦しむメーカー側、人手不足に悩む小売り側、さらに今後予想される人気のない、古いリージョナル型のショッピングセンターの撤退など問題は山積みだ。
 大店法廃止のトリガーは、トイザらスなど外資の圧力によるものだが人口が減り続ける中、国内の市場を政府に改めて見詰め直してほしい。(聡)
2019年03月18日(月)  10:00  / この記事のURL

悩ましい時期

 【東京本社】2019年も春の到来。「光陰矢のごとし」とは言わないが、過ぎた時間は早く感じる。年のせいだろうか。今年は「平成」最後の年。30年間、いろいろとあったが、やはり早かったなと感じる。
 春めいてきて、インナーを脱ぐタイミングに頭を悩せる。若い時代はズボン下をはくことを「年寄臭い」とためらっていたが、何の、「はけば極楽、はかぬは地獄」のごとく、冬場は手放せない。
 ただ、この時期になると、やや状況は変わってくる。脱ごうか脱ぐまいか、週刊誌をにぎわす女優の心境のごとく。おっさんの悩みである。
 東京の桜の開花は3月21日ごろ。この時期には「花冷え」などという言葉もあり暖かさは一気には来ない。
 過ぎた時間は早いが、こんなことに悩める時間は長い。「春よ、一気呵成にやって来い」(章)
2019年03月15日(金)  10:00  / この記事のURL