アパレルウェブ ホーム
« 2019年01月   |   Main   |  2019年03月 »

信頼できるタクシーも運転手次第

 【大阪本社】今月、インドネシアに出張で赴いた。3回目で、さすがに要領を得てきたが、それでもトラブルは起こった。
 最終日の移動時の話だ。その日はジャカルタ市内の日系企業が集まるスディルマン通りでアポが4件。1件目を除き、全てタクシーで回る予定だった。1件目はホテルから徒歩で難なくクリア。2件目からはタクシーだ。
 信頼できるブルーバードグループのタクシーをつかまえ、目的地を告げて、しばらくすると……。車がスディルマン通りの途中で左折し、目的地から遠ざかっていくではないか。その会社に行くのも、やはり3回目。どこにビルがあるかは、私も重々、承知しているから焦った。ちょっと待てと、ドライバーに声を掛け、目的地の所在地を書いた紙を指で示し、さっきの道は真っすぐでいいのではと指摘した。
 運転士は「大丈夫だ。よく知っているビルだから」と余裕を見せる。散々、遠回りするうちにどんどんメーターが上がっていく……。結局、着くには着いたが、自分が思ったより3倍近い運賃を払う羽目になった。ジャカルタ市内は常に大型の工事が普通だから、当然の迂回路をたどっただけなのかもしれないが、ぼられたような気がしてならない。
 その次の取材先へもタクシー。スディルマン通りを3`ほど真っすぐ行くだけ。やはりブルーバードグループの流しのタクシーをつかまえ乗り込む。今度は英語が分からない上、土地勘もない運転手だった。
 意志疎通ができないと察知して降りようかと思ったが、ただ大通りを真っ直ぐ行けば通り沿いに、そのビルはあるのだ。まあいいか、とそのまま体で指図することにした。ところが相手はつわものだった。真っすぐ行ってほしいと終始、指と腕で求めているのに、突如、左折しだしたのだ。
 入ったのは地方とジャカルタ市内を結ぶ8の字交差点。そのまま8の字をなぞって戻ってくれと身振り手振りで伝え、何とか1周して再び戻ってもらい、さっき間違った交差点にまた戻ってきた。「ここを真っ直ぐ」と指示するのだが、なんとまた左折して8の字交差点に入るではないか。さらに、もう一度、同じ所で間違えられ、同じ交差点を3周するはめになった。
 当たり前のように8の字交差点3周分の値段を乗せられた金額を求められ、閉口してしまった。安心できるタクシー会社とはいえ、運転士次第で想像を超える珍道中になることを痛感した。なお、取材先のアポには3周されても間に合った。3回目となるとこういった事態も織り込み済みである。(学)
2019年02月28日(木)  10:00  / この記事のURL

1時間は待ち当たり前の網紅店「喜茶」

 【上海支局】繊維ニュース上海支局のオフィスがある上海世貿商城(上海マート)の2階に昨日、話題の●茶店「喜茶」がオープンした。●茶店とは、ミルクティーのテイクアウト専門店。中国に来たことがある人なら、街頭や商業施設で見掛けたことがあるのではないか。(●女偏に乃=ミルク)
 発祥は台湾と思われる。大陸では2000年代前半から店舗が増え始めた。この10年で市場は大きく拡大し、多くのプレーヤーがしのぎを削る。「一点点」や「一芳」など台湾系チェーンが特に人気だ。
 中でも喜茶は今最も話題の店。市中心部の店では30分、1時間待ちは当たり前。1店舗で1日に20元のミルクティーを4千杯売りさばく。年商は10億元で、4億元の融資を受けたと、地元メディアが昨年報じている。
 喜茶は「網紅店」の成功事例。網紅店とはインターネットで話題の店のこと。喜茶はおしゃれな店舗空間と、斬新な見た目の商品、若い女性好みの濃くて甘いチーズ風味の飲料を打ち出し、SNS「微信(ウィーチャット)」で話題となり、知名度を一気に高めた。
 創業者は1992年生まれの地方出身者。まさに「チャイニーズ・ドリーム」だ。(祐)
2019年02月27日(水)  10:00  / この記事のURL

空港にて

 【大阪本社】恒例(?)の海外出張報告。今回はベトナム・ホーチミン。大きな事故は発生しなかったし、事件に巻き込まれることはなかったが、それなりにいろいろあったので、この場を借りて報告を。
 往路は関西国際空港からの直行便。格安プランだったため事前のネットチェックインができず、席が決まらない。早めに空港に行き、通路側、それが無理でも窓側を確保する算段だった。朝早くに大阪北部の自宅を出て電車に乗り、関空を目指す。気付いた時には、和歌山の一歩手前。関西在住の方ならお分かりと思うが、関空に行くには乗り換えが必要だったのに、そのまま乗り過ごして和歌山まで行ってしまったというわけ。
 慌てて引き返し、ギリギリで間に合ったのは良かったが、案の定、席は3列シートの真ん中に。まあこれは自業自得。
 チェックインカウンターで対応してくれた航空会社の女性が、「同行しますので一緒に走ってください」と言う。恐縮しつつ長蛇の列を迂回(うかい)して手荷物検査へ。自身は一発でパスしたのだが、その女性がまさかの3回連続「ビー!」。その間も当然、神妙な面持ちで待つ筆者。結局その女性からは「私を置いて先へお急ぎください〜〜!!」と涙目で指示される。申し訳ないし、不謹慎ではあるが、そのシチュエーションが面白く、「どないやねん!」と少し笑ってしまった。
 ベトナムに到着してホテルでノートパソコンを電源につなぐ作業をしていると、USBの差込口を間違えてショート。うんともすんとも言わないパソコン……。着いてすぐの大トラブルである。こちらも完全に自業自得。あるいはもしかすると、協力してくれた空港の女性職員さんの奮闘を笑ってしまったバチなのか……。(武)
2019年02月26日(火)  10:00  / この記事のURL

ユニフォーム・サミットin福井

 【東京本社】ユニフォーム販売のユニフォームネクストの事業説明会は20日、福井市内に設立したばかりの新社屋で開催された。同社の取引先の企業73社、約120人が全国各地から参加。アパレルメーカーの経営トップが顔をそろえ、会場は「ユニフォーム・サミット」の様相だった。
 同社の決算発表は今月上旬に行われており、数字や計画の概要は公表ずみ。さらに新社屋はJR福井駅から一駅離れた郊外にある。それでも多忙な経営トップらが足を運ぶのは、上場を果たした同社への期待と、横井康孝社長の人望ゆえだろう。熱がこもった社長プレゼンを聞きながら思った。
 説明会に続いて社屋の内覧会。約1万3千平方bの敷地に本社オフィスと物流センター、加工場が集約された建屋に目を見張る。オフィスでは社員の方々がイキイキと働いていた。ユニフォーム販売というよりITベンチャーのような雰囲気。
 「多くの方にご参加いただき、事業計画をお伝えすることができてよかった。改めて今期の目標を必達する決意ができた」と横井社長。
 ヒト、モノ、カネの東京一極集中が続く。地価の高騰や災害リスクなどはあっても、やめることはできない。だが地方でも企業、人材は育つ。資金、戦略、人脈など、必要な条件はさまざまあるだろう。だが「ここでやり抜く」という決意こそ礎となる。そんなことを思わされた「サミット」だった。(周)
2019年02月25日(月)  10:00  / この記事のURL

「輸出繊維会館」

 【大阪本社】「輸出繊維会館」は大阪市中央区備後町に位置し、外観はシンプルモダンなイメージで、うっかり通り過ぎてしまいそうなぐらい現代建築になじんでいる。
 地下1Fロビーに続く前室は、吹き抜けのように天井が高く、正面の壁面には堂本印象画伯の原画をもとに龍村織物が制作した絹製の「万邦交易」を表現したタペストリーが掲げられている。
 南玄関のエントランスを入ると優雅な曲線を描く階段、「深海」をイメージしたモザイクタイルが輝き、来訪者を迎えてくれる。
 外壁はイタリア産のトラバーチン(温泉、鉱泉、地下水中より生じた石灰質化学沈殿岩)の壁に、アールの付いたステンレスサッシュがリズミカルに並ぶ。村野藤吾が建物全体を船舶に見立てて設計したもので、1960年に施工された。戦後、繊維輸出が最も盛んな時代に建築され、世界中を航行する勢いが感じられる。現在も繊維貿易商社の共同施設として会員および会員の紹介で利用できる施設になっている。(博)
2019年02月22日(金)  10:00  / この記事のURL