アパレルウェブ ホーム
« 2016年09月   |   Main   |  2016年11月 »

「赤備え」だけじゃないぜ!

 【東京本社】甲冑や日本刀が静かなブームだと聞く。武器でありながら意匠性が高く、美術品としての価値も持つ。徳川家康の天下平定後は出番も減り、骨董品になってしまったわけだが。
今年はNHK大河ドラマ「真田丸」人気で「真田の赤備え」にスポットライトがあたっている。仙台市でこのほど開催された安全衛生の展示会「緑十字展」では、パラ系アラミド繊維「ケブラー」の甲冑型サンプルが登場。軽くて動きやすそうだが、戦場ではちょっと不安かも。帰りに寄った青葉山公園では伊達政宗像に拝謁。紅葉もかすむスゴい色でライトアップされていた。(周)
2016年10月31日(月)  10:00  / この記事のURL

速く過ぎゆく時間

【大阪本社】旧暦では9月28日に当たり、七十二候では霜降の次侯、霎時施す(しぐれときどきほどこす)時雨が降るようになる頃。
昨年と同じ風景を見ながら、今年もあと2カ月となり1年が早かったなと思う。年毎に加速度的に365日が過ぎていくように感じる。
「光陰矢のごとし」(唐の詩人、李益)「少年老いやすく学成りがたし」(宋の学者、朱熹)「齢(よわい)ならねば、走りて坂を下る輪のごとくに衰え行く」(徒然草第188段)。古今東西、大人になってからの時間の早さは誰しもが感じてきたことのようだ。
19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネが発案したジャネーの法則というものがあるらしい。主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に解明したもの。
一川誠著『大人の時間はなぜ短いのか』(集英社新書)によると、@1日の動きが一生の中に占める割合が小さくなるAルーチン的な時間の過ごし方が増え、特別行事が減って時間の流れに注意を向ける機会が減るB体が大きくなると「知覚の空間が狭く感じられ」時間の知覚に変化が出るC新陳代謝が落ちることで心的時計の進み方が遅くなる。
1日24時間のはずなのにふりかえると瞬く間にまた季節がめぐっている。写真は、長雨により例年より2週間遅れた稲刈りの後。(博)
2016年10月28日(金)  10:00  / この記事のURL

産地・アパレルの距離縮む

 【東京本社】日本ファッション産業協議会は19日、渋谷ヒカリエで「J∞クオリティーアワード2016」の表彰式を開いた。16春夏・秋冬の553品番の中から初代グランプリとして三陽商会の「100年コート」が受賞した(写真は受賞者)。
 「これぞJ∞クオリティーという商品を選定した」(日本ファッション産業協議会三宅正彦会長)と言われた100年コート。三陽商会の杉浦昌彦社長は「3社の協業なしにはできなかった」とコメントした。3社とは、織り・編みのダイワインターテック、染色整理加工の大阪染工、縫製のサンヨーソーイングである。「糸染めにこだわってきた技術が評価されたことに感謝」(ダイワインターテック)、「日本でしかできない加工技術を今後も切磋琢磨していく」(大阪染工)、「世界一のコート専用縫製工場という自負はあるが、それでも難しかった。わが子のように育てたコートだ」(サンヨーソーイング)と、会場でそれぞれ語っていた。
 他に特別賞として10ブランドが発表されたが、プロフェッショナル賞のオンワード樫山「五大陸」の担当者も「協力企業のイチテキ、ソトー、東和プラムに行き、受賞報告を直接したい」と語っていたのが印象的だ。(康)
2016年10月27日(木)  10:00  / この記事のURL

一味も二味も違う

 【大阪本社】まずは画像をご覧いただきたい。一見するとテーブルクロスとポンチョのようだが、いずれも同じアイテム。あるタオル卸の17春夏展で見掛けた。これらはラウンドタオルというアイテムだが、キッチン用などで飾ってあるのと違い、ここまで大判だと迫力がある。昨年からビーチアイテムとして海外で人気らしいが、実物は初めて見た。
 このラウンドタオル、タッセルフリンジが付いているため、アウターとして使用しても違和感がないという心憎い工夫が施されている。そのためアウトドアで少し肌寒いときには巻き付けるとケープに早変わり。ビーチで、あるいはプールサイドで寝そべるとか、ピクニックなどシート代わりにも使えるだろう。体を拭くだけがタオルじゃない。アイデア次第で幾通りもの使い方ができることを教えられた。(和)
2016年10月26日(水)  10:00  / この記事のURL

街区表示板に地図

 【中部支局】写真は、名古屋駅近くの街区表示板だ。「那古野二丁目14」と書いてある。那古野は「なごや」ではなく、「なごの」と読む。真偽のほどは定かでないが、名古屋という都市名の由来は、この那古野にあるという説もあるようだ。
それはともかく、今回注目してほしいのは、その下にある地図。周辺の道路名と番地を記した地図の中に、現在地が赤い丸印で示してある。地図入りの表示板は珍しいのではないだろうか。名古屋以外では見たことがない。かつて、中部支局が開局する以前に出張で名古屋に来ていた時は、この表示板に何度もお世話になった。現在地をスマホで知ることができる昨今は、これを頼りにする人は少ないかもしれないが、名古屋が誇っていい工夫だと思う。(窪)
2016年10月25日(火)  10:00  / この記事のURL