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街は秋色だが

【東京本社】“暑さ寒さも彼岸まで”というが、今年は彼岸を過ぎてから秋の長雨と厳しい残暑が同時に続いている。

ただそういった中、気温が25度を下回り小さな秋を感じた日に、東京・原宿に行った。すると街行く人々のファッションカラーは、確実に秋に移行していた。具体的にはブラウン、イエロー、ワイン、カーキといった具合に、ハーベストカラーなどが目立っていた。
 その中でも注目カラーはカーキ系。これはMA―1などフライトジャケットの定番色だが、今シーズンはシャツやジャケット、カーディガン、ワンピース、スカート、パンツなどあらゆるアイテムに採用されていた。ここ数シーズン、段階的に広がりつつあった色だが、今秋、一気に広がった感がある。MA―1といえば米国空軍の着用アイテム。単にミリタリーテースト台頭ということでのカーキ拡大なのか・・・。(洋)。
2016年09月30日(金)  10:00  / この記事のURL

言葉のバリアフリーいかに

 【大阪本社】少子高齢化が進み近年、メディアで盛んに言われる外国人人材の活用。飲食店では海外人材の活用が既に本格的に始まっている。大阪・心斎橋界隈の居酒屋で、店員の名札に目を向けると、中国、東南アジア人と思しき名前であることも珍しいことではなくなった。
 ただ、外国人労働者の活用が進む一方で、新たな問題も生まれつつある。それは日本語という言葉の壁だ。友人からある牛丼チェーン店に立ち寄ったときの話を聞いた。彼いわく、外国人の店員に“マーボーすき焼き丼”を頼んだところ、店員は注文を繰り返すのもしどろもどろだったそう。食の文化が多様な日本だけにメニューの名前を覚えるのも外国人には一苦労だろう。
 彼は提案する。「いっそのことメニューを数字にしてはどうか」。「例えば、15番の料理を下さいと言えば、接客係もすぐ理解できるし、もし日本語で無理ならこちらも相手も英語で数字ぐらいならやり取りできる」
 こうした注文に際した合理化は、言語的なトラブルが日常的な国々では既に一般的だ。例えば欧州ではメニューの料理名のそばに数字が記されていることが多い。レストランに限らずキオスクでも商品名をプレートに書き出し、その横には番号を書くことで意思疎通の問題を解消している。
 日本でも鉄道分野では、ここ10年間ほどで、訪日観光客の増加に合わせ、駅をアルファベットと数字で表記する取り組みが全国で広まった。食品・観光分野に限らず、これから外国人労働者の雇用拡大が予想される中、いかに言葉のバリアフリーを実現するか。2020年の東京五輪はそうした言語的なインフラ整備の試金石にもなるだろう。
         (学)
2016年09月29日(木)  10:00  / この記事のURL

1人10色?

 【中部支局】私事で恐縮だがやっと我が家のリフォームがほぼ終わった。6月にリフォームを決断し、8月末には完成の予定だったものの大幅にずれこんだ。
要因はクロスとカーテンだった。設計のプランはあらかじめ希望があったため、すぐに決まったものの、あまりにも多品種なクロスやカーテンをどれにするか、なかなか決まらない。揚げ句の果てに嫁はノイローゼ気味に。リフォーム業者によるとどこでも同じですよと慰めの言葉をもらう始末。
マーケテイングではよく今や10人10色ではなく、1人10色の時代だ。だからこそ顧客のニーズやウオンツに対応するために多品種や多用途で臨まなければならないという。しかし、ファッション衣料はともかく、自宅の内装を頻繁に変えることはできない。各社が見本帳の厚さで競争するのではなく、せめてコンセプト別に商品をもっと絞り込んでもらっていると助かった。選ぶ方にとってもその方がありがたい。(聡)
2016年09月28日(水)  10:00  / この記事のURL

ミラノにて

 【大阪本社】ミラノ出張も5回目になると本場のイタメシにも飽き、日本食がメインの夕食になってくる。写真の居酒屋に滞在中はほぼ毎日行くのでお店の皆さんにも顔を覚えてもらえ、和やかな雰囲気で大好きな芋焼酎を楽しめる。
ミラノ出張の目的は「ミラノ・ウニカ」展の取材。ドメスティックな展示会として運営されてきた同展が日本に出展の門戸を開いて丸2年がたったが、為替はその間に大きく変動した。輸出には逆風となる方向へ、である。日本出展者や関係者からは「為替なんて関係ない」という頼もしいコメントも聞かれたが、契約から出荷までのタイムラグによる利益率の低下は不可避な上、値上げによる成約件数の減少懸念が目の前に横たわるのも事実だ。
 円高によって現地滞在中の食費は若干安くあげられるようになった。しかし、欧州景況の悪化に円高が加わったことで、日本のテキスタイル輸出拡大には障壁が増えた。「この難局をなんとか乗り越えてほしい」と関係者。筆者も思いは同じ。為替変動を理由に「やっぱり焼酎(日本)に戻そう」はいただけない。頑張って「ワイン(欧州)」を制覇してほしい。(武)
2016年09月27日(火)  10:00  / この記事のURL

着られる「今」を楽しんで

 【東京本社】菅公学生服が22日、直営店「カンコーショップ原宿セレクトスクエア」を渋谷区神宮前にオープンした。ストライプインターナショナルと共同開発した「アースミュージック&エコロジー カンコーレーベル」を中心としたウエアや通学関連用品を販売する。初日はあいにくの雨だったが、午前10時から10代の女の子が続々と来店。イベントの目玉であるモデル・吉木千沙都さん(左)のトークショーはオープニングから歓声が上がった。

 自校の制服姿で来ている子もいる。自由服はファッションアイテムとしてポジションを得た。有名ブランドがひしめくキャットストリートでの出店も、人気の高さの表れといえる。公立校の制服の価格を批判する向きがチラリと頭に浮かんだが、「かわいい!」と目を輝かせる女の子たちにそれを言ってどうする。好きな服を思いきり楽しむ方がいい。着られる時間は短いのだから。(周)
2016年09月26日(月)  10:00  / この記事のURL