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日本の「備蓄力」に脚光

 【大阪本社】このほどパリで開かれた国際的な服地見本市、「プルミエール・ヴィジョン(PV)・ファブリック」に初出展したサンコロナ小田。その感触は「大成功」だった。
 同社は以前からインテリア向けとブライダル向けに生地を開発、販売しているが、一般衣料向けは「これから」。同分野の拡大戦略の一環としてPVファブリックに出展、3日間の会期中は昼食をとる時間も無いほど盛況だったという。トレンドフォーラムに5点の生地が選出され、その生地を目当てに同社ブースを訪れたバイヤーが数多くいたほか、ブース入口で写真にあるようなオーガンジーなどの主力生地のカラーバリエーションを訴求したことも、来場者誘致に一役買った模様だ。
 春夏、秋冬に明確にシーズンが分かれ、別注が基本とされる欧州服地市場でも、多品種・小ロット・短納期のニーズが年々高まっている。PVに出展する宇仁繊維やスタイレム、瀧定名古屋、北高などが「備蓄力」を背景に輸出売り上げを拡大していることがその証左である。
 衣料向けでは“新参”のサンコロナ小田だが、インテリアやブライダル向けで磨いてきた「備蓄力」を強みに、早くもこの一角に食い込む勢いだ。(武)
2016年02月29日(月)  11:00  / この記事のURL

一宮モーニング

 【大阪本社】2月24日から26日まで愛知県一宮市で開かれている「13thジャパン・ヤーン・フェア」、尾州産地の素材力を発信する総合展「THE 尾州」(主催=一宮地場産業ファッションデザインセンター〈FDC〉)に出張した。
 全国から50社以上の糸メーカーなどが出展し、新作などをアピールするが、地元の組合や経済団体なども出展している。そのなかで「おやっ」と思ったのが一宮商工会議所のブース。「一宮モーニング」が地域ブランドとして2月16日に登録されたというポスターが飾られていた。
 愛知県や岐阜県の喫茶店のモーニングは、ランチと見まがうほど豪華なことで有名だ。一宮モーニングの発祥は、同地の機業が高度経済成長期に喫茶店を応接室代わりに使い、店主が常連客にサービスしたことという。
 中部支局に勤務していたころは、一宮市などの喫茶店で何度もお世話になったが、いつもその豪華さに「この内容でこの値段か」とコストパフォーマンスの高さに驚いていた。地域ブランドになったと聞いて、感慨深いものがあった(幸)。
2016年02月26日(金)  10:00  / この記事のURL

にゃん・にゃん・にゃんの日

 【大阪本社】今週の月曜日は2月22日、「にゃん・にゃん・にゃん」ということで、誰が考えたか、「猫の日」だった。昨年から今年にかけては空前の猫ブーム。飼育頭数も犬を超え、商品のどこかに猫を取り入れると爆発的に売れたり、お店が繁盛したりするというので、猫を取り扱った雑貨小物類も増え、報道番組も多くなった。
 そんなわけで、猫の日はまさしく猫祭り。猫飼いのところには、何日も前から猫商品の案内がメールで流れてきた。フェイスブックのCMなども猫物が増えた。
 だがその合間に、注意を呼び掛けるメールも混ざった。「猫ブログをお持ちの方は、報道関係から『猫がたくさんいる場所を教えてほしい』と言われても絶対に教えないでください」というものだ。こうしたブームの裏には、必ず弊害が生じる。親切で教えた取材場所にその後捨て猫が増える◇今までそこで責任を持って世話をしていた地域猫が連れ去られる◇虐待が発生する――などだ。
 生き物がブームになるのは恐ろしい。報道側もそれをわきまえなければならないとともに、報道する側の端っこにいる者としては、いろんな意味でその怖さを知っておかなければならない。猫の日、そんなことを改めて思った。(陽)
2016年02月25日(木)  10:00  / この記事のURL

個人的なヒット商品

 【大阪本社】個人的な予測だが、16春夏の市場でヒットしそうなアイテムが2つある。一つはダメージ加工を施した丈の短めのロークロッチタイプのジーンズタイプ。色はライトグリーンで、ブルー一辺倒よりも“楽しさ”がある。「これからのカジュアルは目立たなくてはダメ!」と専門店バイヤー氏。オンリーワンプラスで人の目を引くカジュアルに一筋の光を見る。
 もう一つの期待は、ここ数年、リバイバルすると言われ続けていたオーバーオール。ややユーズド感のあるショート丈タイプが主流だ。先のダメ―ジ同様に、様々なトップスが楽しめるサロペットが有望視される。
 両商品ともにカジュアルアパレル、アールエヌエー(大阪市西区)の新作で、ダメージデニムは1万4800円。オーバーオールは2万円前後。ほかのアパレルにも似通ったアイテムが浮上しており、我が専門媒体としての予測が、いくらかでも世間のバイヤーの目に留まってもらえばと。(篠)
2016年02月24日(水)  10:00  / この記事のURL

食品の展示会は違う

 【大阪本社】18、19日、大阪市住之江区のATCホールで開催された第13回「シーフードショー大阪」「アグリフード・エキスポ大阪2016」に行ってきた。前者は魚・水産品、後者は農産物の展示商談会だが、業界関係者だけでなく、一般人も多い。試食が出来るからだろう。出展者もブース前で次々に試食品を差し出してくるので、一回りすれば昼食代わりにもなる。
 記者もいくつか試食を楽しんだが、遊びに行ったわけではない。繊維と関係がない展示会に思われそうだが、出展する不織布メーカー、金星製紙(高知市)とユニ・チャームの取材のためだ。総花的な展示会はよくあるが、関係先が多く出展する展示会に出展するのは効果がありそう。
 そして、この展示会は出展者が積極的に声を掛けてくるので、会場内はかなり活気があるように感じさせる。静かな繊維関係の展示会とはかなり違う。(貴)
2016年02月23日(火)  10:00  / この記事のURL