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「私は金融家」

 【上海支局】「私を金融家と呼んでほしい。アパレルを続けているのはノスタルジーに過ぎない」。杉杉集団の鄭永剛董事長は「中国国際服装服飾博覧会(CHIC)」開幕日の3月18日に新興ネットメディア「澎湃新聞」の取材を受け、こう話したという。同社が早くから事業の多角化を図り、祖業であるアパレル事業の売上規模はすでに全体の4割強に過ぎないのは周知の事実だが、あまりに率直な発言に多くの業界人が無力感を覚えたに違いない。昨今は繊維・アパレルをルーツとする多くの業績好調企業の稼ぎ頭は非繊維・非アパレル部門で、繊維・アパレルは足を引っ張る存在だ。最近あるパーティーで知り合った中国大手専門メディアの副編集長に「中国で最も成功する繊維・アパレル企業は」と聞いてみると、「あそこも多角化だしなあ」と返事に窮していた。2014年決算で業績改善する企業も出ているが、業界全体には停滞感が漂う。(祐)
2015年03月31日(火)  10:30  / この記事のURL

花粉症

 【本社】花粉症に悩まされている。外出するのにマスクなしでは、目、のどがかゆく、鼻水がとめどなく出る。一度発症すると集中力を欠き仕事にならない。回りの友人、知人にはこれまで症状がなかったにもかかわらず、近年になって発症した人も多い。
 そもそも花粉症が現在のようにまん延したのは、国の植林政策によるものだと聞いた。高度成長期に木材の必要性から、早く成長して家具や建築材料として使い勝手のいい杉やヒノキの植林を進めたことによるものだという。真偽の程は分からないが、妙に納得させられた。だが、現在行われている奈良の興福寺の仏閣の復元には海外の輸入材を主要な部分に使用しているとも聞いた。
 いずれにせよ、マスクはこの季節欠かせない。マスクの素材は不織布でその中心は産業用途。果たしてマスク用の市場は現在どのぐらいなのか。花粉に加え、中国の成長に伴うPM2・5の飛散など今後さらに需要は広がり、高機能化が進むだろう。(学)
2015年03月30日(月)  10:00  / この記事のURL

桜始めて開く

 【本社】今朝、ウグイスの鳴き声で目が覚めた。「梅に鶯」は相場であるが、開花し始めた近所の桜にウグイスがとまる。古来より日本人は、桜へ寄せる思いが強く、桜に託した思いを歌にしてきた。
 ある調査会社の「桜ソング人気投票ランキング」によると、1位=森山直太朗「さくら」、2位=福山雅治「桜坂」、3位=唱歌「さくら」、4位=ケツメイシ「さくら」、5位=河口恭吾「桜」、6位=コブクロ「桜」、7位=宇多田ヒカル「SAKURAドロップス」、8位=大塚愛「サクランボ」、9位=「桜色舞うころ」中島美嘉、10位=aiko「桜の時」他EXILE ATUSHI「桜」、FUNKEY MONKEY BABYS「桜」、徳永英明「桜」などがあがった。
 春告鳥の別名を持つウグイスは、桜の花をイメージし、自らの歌声に桜を乗せ本格的な春の到来を告げてくれたのかもしれない。(博)
2015年03月27日(金)  10:00  / この記事のURL

「インテキ上海」で大渋滞

 【上海支局】3月18日から20日に上海市で開かれたアパレルテキスタイルと副資材の国際展示会「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス」へ取材に行ってきた。前回まで同様、糸・ファイバー展「ヤーンエキスポ」、ニット展「PHバリュー」との併催に加え、今回はさらにアパレル展「中国国際服装服飾博覧会(CHIC)」も加わり4展同時開催となった。
 今回から虹橋空港近くに昨年出来た国際展示場で行われたのだが、まあとにかく問題が多かった。会場内では携帯電話の電波が届きにくかったり、会場内にも周辺にも食事を取れる店が皆無だったり。また、プレスルームでのWi−Fiがつながりにくく不便だった。
 何より不便だったのが交通アクセス。地下鉄の駅真上にあり、出口も数カ所あるのだが、地下構内通路が大人数の行き来を想定してなかったのか、展示会を終える夕方には連日、写真の様な状態に。展示会自体は盛り上がっただけに残念に感じた。(淳)
2015年03月26日(木)  10:00  / この記事のURL

“卒園ブルー”

 【本社】息子が幼稚園を卒業した。園まで毎朝送り届けるという大役(?)を務め、参観や遠足などの行事にも可能な限り参加してきた身としては、息子の成長を喜ぶ気持ちの一方で、節目を迎えた寂しさも大きい。この気持ちは一抹どころの騒ぎではなく、“卒園ブルー”と呼べるほど父親である筆者の心をしばらく支配した。
 普段、産地企業のオーナー社長を取材することが多い。そのほとんどが後継者難に頭を悩ませている。まれに「息子に継がせることになった」と誇らしげに話す社長に出会うが、その表情は一様にうれしそうだ。
 ある産地の機業では、後を継ぐべく30歳の息子が約2年前に入社。産地には息子と同世代の人材が多いが、「悪い見本をたたきこまれては困る」という本気とも冗談とも取れる社長の考えから、2年間は産地内同業他社と息子を引き合わせないように努めてきた。先日開催した産地展で“初披露”の場が設けられ、筆者も「これが前からお話ししていた息子です」と紹介された。「ぜひ紙面でも紹介してやってほしい」とも。
 愛する気持ちに子の年齢は関係ない、という事実を目の当たりにし、筆者の“卒園ブルー”もやや緩和。(武)
2015年03月25日(水)  10:00  / この記事のURL