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どこか静かな

 【東京支社】3回目のタイ・バンコクとなるが、どこか街中の人通りが少なく、静かな気がする。滞在先ホテル近くのパッポン通りにぎっしりと並ぶ露店も何やらヒマそうにしていた。これまで2回の滞在時に比べ、騒がしさが足りないように思う。取材先でたびたび耳にする「国内の市況が悪い」との指摘がそう思わせるのかもしれない。1年前に比べ、時折吹く風が涼しいからかもしれない。そういえば、昨年の同時期はデモ騒動の真っ最中。あの騒然とした雰囲気が熱気を高めていたとも思える。そう考えると、今回のこの状況がいつもバンコクなのかもしれない。(亮)
2015年02月27日(金)  10:00  / この記事のURL

中国もコト消費時代

 【上海支局】中国では春節(旧正月)休暇が終わり、昨日が「仕事始め」だった。気になる休暇期間中(2月18〜24日)の消費はどうだったのか。中国商務部が24日に発表した期間中の全国小売売上高は前年同期比11%増の6780 億元。11%増を堅調とみるか、伸び率の鈍化を重視し伸び悩んだとみるかは意見が分かれようが、富裕・中間層の海外旅行ブームという逆風の中、健闘したというのが個人的な感想だ。
上海市内の商業施設を覗いて感じたのは外食店と「コト消費」の盛況ぶり。とくにコト消費は各施設が力を入れ、様々なイベントを仕掛けていた。市内最大規模のショッピングモール、上海環球港は巨大な店内にアスレチックを設置し、家族連れでにぎわっていた(写真)。コト消費時代の到来を予感させる光景だった。(光雲)
2015年02月26日(木)  10:00  / この記事のURL

中国語

 【本社】上海駐在から本社に帰任して約4カ月。およそ1年間、中国語教室に通っていたが帰任間際、教えていただいていた先生から「日本に戻っても中国語の勉強を続けてください」と、新しい教科書とCDを頂いた。その時は「分かりました。次にお会いするときはぺらぺらですよ」などと調子のいいことをのたまったわけだが、頂いた教科書を開けたのはつい先日のこと。改めて中身を見たわけだが、なかなかの難しさ。
 上海駐在中は嫌でも中国語が耳に入ってきたわけだが当然、日本でそんなことはない。頭の中で当時の日常を思い出し、会話のシミュレーションをしてみるが、覚えていたはずのものがなかなか出てこない。教えてもらった美人の先生の顔なら思い出せるのだが……。
 せっかく基本的なところまで勉強したので、このままではもったいない。
せめて中国語検定を受けられるぐらいまでは頑張ってみたいと思う。(東)
2015年02月25日(水)  10:00  / この記事のURL

来年のヤーン展が楽しみ

 【中部支局】今月初旬に開催された糸の展示会「ジャパン・ヤーン・フェア」。会場は、愛知県の一宮市総合体育館だ。同体育館の外にある喫煙コーナーの片隅に、紙をぶら下げたペットボトル(写真)が置いてあった。「新聞を取りに来たとき、ナンテンに水をやってくださいね」と書いてある。「なんのこっちゃ」と思いながらよく見ると、壁に新聞受けがあった。ペットボトルには水が入っている。新聞を取りに出る職員へのお願いのようだ。大事に育てられているナンテン。来年のヤーン・フェアまでに、どのくらい成長するだろう。同展に行く楽しみが一つ増えた。(窪)
2015年02月24日(火)  10:00  / この記事のURL

「当たり前」の有難さ

 【本社】私は15歳のとき、ある手打ちのそば屋でアルバイトをしていた。
 そこで常連客のある画商と知り合いになった。いつも眼鏡の奥に、柔らかな笑みをたたえた恰幅のよい男性で、鼻っ柱が顔面にどっしりと座り、禿げ頭に両サイドから真っ白な毛髪がなんとか髪型を作ろうと一生懸命になっていた。
 彼は私がおしぼりをだしても、お茶をついでも、そばを運んでも、「ありがとう、ありがとう」と言っていた。誰かが近づいて何かをするたびに終始「ありがとう、ありがとう」と繰り返す。私は正直いったい「何が有り難いんだろう」と思ったほどだった。
 あるとき彼が子供を連れてきた。小学生ぐらいの男の子だ。その姿に慄然とした。重度の障害を抱え車いすで手や足はおろか箸でそばを口に運ぶのも困難を極める。画商はいつもの柔和な顔つきを変えず、子供にそばを食べさせている。そのとき私は彼が頻繁に感謝の言葉を繰り返す理由が分かった気がした。空気を吸ったり、食べたり、歩いたり、取るに足らない友人や知人との会話……身の回りで起こる「当たり前」の有難さを大切にしたい。(学)
2015年02月23日(月)  10:15  / この記事のURL