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ひと言で言うと?

 「汗を刺す」という言葉が印象に残っている。以前、スポーツ素材の展示会へ取材した際、担当者が新素材の吸水性能を言い表すために使った言葉だ。生地の複雑な凹凸構造が的確に汗を捕らえる仕組みの素材だったが、この言葉が非常にシンプルで、しかも効果的に素材の機能を訴求できていて、妙に納得してしまった。
 テレビを見ている時や本を読んでいる時、映画の字幕などもそうだが、たまにその場の状況や心情を極めてシンプルな言葉で見事に表現している場面に出くわすと、いつまでも印象に残る。多くを語るよりよほど効果的だ。
 その最たるものは「今年を表す漢字」だろうか。たった一字に1年を思い起こさせる出来事や思いを込めなければならない。ご存じの通り2011年の漢字は「絆」。この一字は何を言い表しているか、改めて考えてみることにする。(R.I)
2012年01月31日(火)  10:00  / この記事のURL

「ステマ」って?

最近、「ステマ」なる言葉をよく耳にする。「ステルスマーケティング」の略で、意味は消費者に広告宣伝と気づかれないように宣伝行為をすることである。よくあるのがネットの口コミサイトで、特定の店や商品に対し、一見、消費者の立場で高い評価を与えているのだが、実は報酬をもらって書き込んでいる、といったケースだ。まずいのに「おいしい」とか、30人しか集まらなかったのに「300人集まった」とか。
まぁ、わかりやすく言うと昔からよくある「サクラ」である。テレビなどの既存メディアの情報でも最近は「ステマ」では、と思うようなことがある。誰でも自由に情報を受発信できるネットがこれだけ影響力を持ち、メディアの多様化が進むと「ステマ」は有効な宣伝手法なのかもしれないが非常に厄介でもある。怖いのは、ライバルを追い落とすため、ネガティブな情報を「ステマ」することである。
何が本当で何がうそか。情報のカオスの中で、虚事に引っかからないためには消費する側に賢明なる目と判断力が必要となる。(K.A)
2012年01月30日(月)  10:00  / この記事のURL

伝統技術と先端素材の融合

 軽さと強さを併せ持つ炭素繊維(CF)は、燃費向上・環境負荷軽減の観点から、飛行機や自動車用途を中心に広がりを見せている先端素材。これを用いたテキスタイルのバッグが登場した。開発したのは産学連携の京都カーボンテキスタイルプロジェクト。京都の伝統産業である西陣織・京友禅・京袋物の技術を活用し、軽くて丈夫なCFバッグが完成した。
 摩耗による毛羽立ちを抑えるために樹脂で固め“堅い板”のようになっていたCFを、独自加工で耐摩耗性を向上し、西陣織でしなやかな1枚の布に織り上げる。CFは真っ黒だが、絹を同時に織り込むことで、友禅柄など色柄も表現できる。斜文や市松、杉綾、蜂巣、沙綾形など、多様な伝統文様も味わい深い。
 今春、ある百貨店で催事販売も決まったという。課題はショルダーバッグ3〜4万円台、ブリーフバッグ5万円〜という価格だろう。軽くて丈夫なCFの切り口でどこまで消費者がお金を出すか。ソフトスーツケースやノートPCケースなら、安心感という訴求ポイントもあるかもしれない。
 また、ソファの張地や畳表といったインテリア用途も考えられる。伝統技術と先端素材の融合に期待したい。
(NO)
2012年01月27日(金)  10:00  / この記事のURL

久々の積雪

 先日は関東地方に久しぶりに雪が積もった。関東地方に積もる雪といえばべた雪が常で、路面がアイスバーン状態になることはまずないが、今回は気温が低かったためか、朝の道路はつるつる状態。1都6県で転んだりして怪我をした人は800人以上にのぼったという。会社の同僚いわく、駅から会社までの徒歩5分の道のりで2人もコケる人を見たとか。
 自分はというと、普段はく機会の少ないビブラムソールの完全防水の登山靴で臨んだので、どうにかコケることはなかった。が、アイスバーンに足を取られあわやの場面が多々あり、久々に雪国気分を味わえました。今年はスキーにたくさん行きたいなぁ。(M.K)
2012年01月26日(木)  10:00  / この記事のURL

ナイロン・ムートン

 お尻の肉がやや薄いので、前から欲しかった肉厚のカーペットを買った。ナイロン繊維をたっぷりと打ち込んであり、一見するとムートンに見える。踏むと、足の指の間にナイロンが潜り込み少しくすぐったいが、それも心地いい。この商品、カーペット業界では誰もが知るロングセラーだ。「ナイロン・ムートン」と通称されている。タフテッドカーペットと呼ばれる量産タイプの敷物の中では、たぶん最高級品だと思う。とは言え、2万円も出せばお釣りが来る。得した気分になる商品だった。(I.T)
2012年01月25日(水)  10:00  / この記事のURL