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ニッケ・降井会長のこと

 10月15日に67歳の若さで逝去されたニッケの降井利光会長のお別れの会が29日に執り行われた。
 大阪・本町に「鶏口牛後」という鶏肉料理の美味い居酒屋がある。業界でもあまり知られていないが、この店はニッケの経営だ。あれはいつだったか、その店でビールを飲んでいると、奥の座敷に降井会長の姿があった。男女の若手社員たちに実に楽しそうに取り囲まれていた。後で聞くと、降井会長は会長就任直後から、社内の若手社員を集めて「降井財経塾」を主宰し、自らの経営ノウハウの伝承に精力的に取り組んでいたそうだ。この日も、講義後の懇親会だったのだろう。
 それから、やはり若手社員たちを引き連れて街を歩く降井会長の姿を度々目にした。それは以前となんら変わらない元気な様子だった。ただ、社長時代のダンディーにセットされた髪型から、スポーツ刈りのような髪型に変わっていたことを除けば。
 いまから思えば、すでに病との闘いが始まっていたのだろう。そんなことは露知らないわたしは、「降井さんのことだから、会長になって時間もできたので本格的にスポーツでも始めたのだろう」と思ったほどで、その姿はかえって若々しい精悍さを感じさせたほどだった。
 賢明な降井さんのことだから、病に対して不屈の闘志を燃やしながらも、自らに残された時間についても想いを巡らせたに違いない。その残された時間を、次世代の人材育成に費やした降井さんの姿は、いま思い出してもある種の感動を呼び起こす。それは理想的な“漢の生き様”だからだ。合掌。(M.U)
2011年11月30日(水)  11:32  / この記事のURL

ニーズを取り込む老舗

 写真は11月上旬に東京・中央区の日本橋三井ホールで開かれた旭化成せんいの「12秋冬“ベンベルグ”アウター&ライニング素材展示会」。ベンベルグ事業は今年、創業80周年を迎え、今回の展示会もそのモノ作りの集大成的な提案であった。
 その中でライニング分野は、薄い・軽い、ストレッチに対応した新素材や、家庭洗濯対応性、透け防止などの新しいニーズに対応する高機能・高品質商品を出品した。
 裏地としての滑り性、吸放湿性、制電性といった既存機能に、ファッショントレンドに合わせた機能、あるいは生活ニーズから生まれた機能を付加していく。“老舗”が存続する理由でもある。
2011年11月29日(火)  10:00  / この記事のURL

読書のA/W2012

今月4日、東京都立日比谷図書館が「千代田区立日比谷図書文化館」としてリニューアルオープンした。学生時代からたびたび利用していたが、半世紀余を経た建物の老朽化が気になっていた。2年間の休館中に管轄は都から区に、運営は民間企業に変遷。今春の開館予定がアスベスト除去工事のため延期になっていた。
初日にのぞきに行くと、受付で「いらっしゃいませ」と丁寧に迎えられた。建物全体が明るくなり、カフェやレストランも充実。トイレも温水洗浄便座付きだ。開館時間は平日が夜10時まで、土曜も夜7時までと便利になった。個人的には、建物の特徴的な外観がほぼ以前通りなのが嬉しい。読書の秋は過ぎつつあるが、ここなら冬も快適に本の世界に遊べそうだ。(S.T)
2011年11月28日(月)  10:00  / この記事のURL

クリスマス商戦

毎年、11月になると、繁華街ではクリスマスソングが流れ、ツリーの点灯式の話題があちこちでささやかれる。年々、開始速度は速まっているようで、昨年など11月の声を聞くか聞かないかのうちに、ツリーが見られた。
そんなことに慣れっこになっていたが、今年は11月末近くになって、「ああ、もうクリスマスか」と改めて気がついた。震災の影響もあるだろうが、暑さが長引いたことで、季節先取りの業者もさすがに足踏みしたのか?
せっかく四季のある日本、やはりクリスマスを味わうのは寒い北風が吹きはじめてからがいいと、改めて思った。(Y.M)
2011年11月25日(金)  10:00  / この記事のURL

鷲羽山から瀬戸内海を望む

 「島ひとつ土産に欲しい鷲羽山」――そう書かれた石碑が置かれている児島(岡山県倉敷市)の鷲羽山。
そこから眺める瀬戸内海、瀬戸大橋の風景は、まさに島ひとつをお土産に持って帰りたい気持ちにさせる。展望台からは瀬戸内海だけでなく、児島の町並みを望むことができ、まさに360度パノラマの展望台となっている。(Y.O)
2011年11月24日(木)  10:00  / この記事のURL