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オトコの仕事着

 リファインチクマの展示会でお披露目された「ピエール・カルダン」の復刻スーツ。昨年の日本上陸50周年を機にリリースされた。

杢調の素材、ダブルの6ボタン、タイトな肩からフレアー気味のライン。それまで保守的だったメンズスーツにモードの感覚を持ち込み、衝撃を与えたピエール・カルダン。個人的には「ライセンスビジネスの先駆け」という先入観があったが、この復刻モデルは量販スーツが及ばない老舗ブランドの風格を感じた。店頭価格は約10万円。手が届かなくはないが、汚れが気になって仕事にならなかったりして。
(TY)

2010年04月30日(金)  10:03  / この記事のURL

やっぱり凄い、「天女の羽衣」

 先日行われたJFW―ジャパン・クリエーションで、久々に天池合繊の「天女の羽衣」を手に取った。数年前、世界一軽い(1平方メートル当たり10グラム)同素材を見たときは、その軽さと素材感に感嘆の声しか出せなかったことを覚えている。しかし、今回はさらに凄かった。世界記録を自らの手で更新し、何と5グラムを実現したのだ。

天池源受社長に聞くと、欧州のトップブランドがこぞって天女の羽衣を採用しているという。「名前を公表はできませんけど」と続けるその先には、誰もが知るブランドばかりが挙がった。そんな中、唯一話せるのが、パリ・オペラ座の使用例だ。バレリーナの衣装に同素材が採用されているという。
今では海外売り上げが8割を占めるという同社。今後もオートクチュールに向けた欧州展開を加速する方針で、天池社長は「オンリーワンの素材を世界でアピールしていきたい」と話している。
  (M・K)




2010年04月28日(水)  09:39  / この記事のURL

暑いのか、寒いのか

 暑いのか寒いのか、分からない日が続いている。店頭ではコートが売れたり、ホッカイロが売れたりと、季節外れの需要がちらほら。聞いて回る限り、例年なら動き出すはずの春夏モノのインナーの売れ行きは芳しくない。
 ただ、その季節らしからぬ気候はここ数年よくある話。暑いと売れる、寒いと売れるといった性質の季節需要が予測しにくいなか、たとえば従来なら冬用としていたマイクロアクリル素材の肌着も、暖かさよりあえて手触りに焦点を当てて、年間定番として打ち出す動きがある。
 通りかかる駅ビルでは、気温にあわせてスプリングコートを前面に出したり、夏物に変えたりと店頭ディスプレーを機敏に変更。春の気まぐれな気候相手に、あの手この手の工夫で対応する。(E・M)


2010年04月27日(火)  10:57  / この記事のURL

チャン族の刺繍実演

20日から22日の3日間、マイドームおおさか(大阪市中央区)で開かれた第14回中国紡織成衣展(チャイナファッションフェア=CFF、中国中紡集団主催、日中経済貿易センター協力、本社ダイセンなど後援)で、会場に文化的な彩りを添えていたのが、「チャン族の刺繍実演」ブース。
A
B
C
D

 チャン族は中国に55あり少数民族のひとつで、四川省アバ州に30万人が住む。農業を主に牧畜業も営み、狩猟など多くの副業で生活し、その文化・芸術は独特の精神世界を持っている。
 女性は幼いころから刺繍の技術を学び、自身の知恵や熟練した技術のみを頼りに、5色の絹糸と綿糸を自由に使い、特色ある絵柄を気ままに刺繍する。
 図柄には一つひとつ意味がある。祭りなどで使用し信仰、幸福祈願を意味する羊頭(写真A)、新年の祝賀に使用し団らん、商売繁盛の象徴するザクロの花(同B)。富貴、吉祥を表す瑞雲(同C)、牡丹(同D)など、様々な図柄を組み合わせ作品が完成する。
 来場した日本人ばかりでなく、出展している中国人も珍しいのか、ブースを訪れていたのが印象的だった。(MK)




















2010年04月26日(月)  10:01  / この記事のURL

女子高生の足元

 実家近くには2つの高校がある。日ごろ、時間的に女子高生姿はほとんど見掛けないが、先日の朝、駅でその団体に遭遇した。それは彼女らが通学でメーンに利用しているJRの人身事故の影響によるものだが、そのとき彼女らの足元が一気に目に飛び込んできた。
 紺、こん、コン・・・・。すべてが紺のハイソックス。例外はない。規則で決められているのかと思ったが、制服を見ると必ずしもそうではなさそう。ジャケットはお揃いだが、スカートはばらばらで自由のようだ。その後、他エリアで見掛けた女子高生もほとんどが紺であたった。
 1990年代、女子高生の足元といえば白のルーズソックスで決まりであった。いろいろと物議をかもし出したが、流行語にもなるなどあっという間に全国の女子高生を席巻し、定番化した。それが今、まったくの皆無となった。
 ルーズソックス流行時の主役は今、アラサー(30歳前後)世代となっている。レッグファッションを盛り上げた世代でもあり、レッグウォーマーはルーズソックス代わりととらえることもできる。今の紺ソックスが今後、レッグ市場にどんな影響を与えるのか。注視する必要ありか。
(N・Y)
2010年04月23日(金)  10:00  / この記事のURL