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色が変わる・・・?意外な糸

 ちくちく縫い進めるうちに、途中で色が変わっている――。そんな意外性が楽しめる刺繍糸を、ルシアンが4月下旬発売する。「シーズンズ」という商品名が表す通り、四季折々の情景を表せる、ゆるやかで美しいグラデーションが特徴。途中で糸をかえなくても、1本の糸で複数の色を表現できる、ちょっと変わった糸だ。
 ポイントとなる染料はスレン染料を用い、耐洗濯性、耐光性を持たせた。京都の染工場で手作業で色を着けるため、ロットごとにバラつきが生じ厳密には同じ色目にならないが、そこはあえて「糸との一期一会の出会いを楽しんでほしい」(同社)。室内で過ごす“すごもり人口”が増えるなか、新しい需要開拓につながるか?
 ちなみに記者は、きれいな糸には興味があるが、何せ刺繍未経験。“目からうろこが落ちるほど簡単にできる刺繍法”などがあれば、何とかこの糸を使って挑戦したいと思う。(E・M)
2010年03月31日(水)  10:00  / この記事のURL

荘厳な音色!鉄の楽器彫刻「池田フォーン」

 日本万国博覧会記念機構(万博記念機構)は13日、1970年の日本万国博覧会(大阪万博)を後世に伝える記念館「EXPO‘70パビリオン」をオープンした。
 同館の建物は40年前の大阪万博で鉄鋼館として使われていたもので、唯一残ったパビリオンを再利用している。
 同館には鉄の楽器彫刻「池田フォーン」も展示されている。楽器彫刻とは聞き慣れない言葉だが、フランス人彫刻家フランソワ・バシェ氏が音響技師の兄とともに考案した鉄琴を大型にしたようなオブジェ兼楽器だ。
 40年前の鉄鋼館では、来日した同氏が4カ月かけて制作した17の楽器彫刻を展示し、自由に触って音を出すことができた。
 池田フォーンは昨年40年ぶりに復元され、同館に展示されることになった。オープニング記念式典の取材で、マリンバ奏者・駿田千佳氏の実演を聞いたが、鐘の音を低くしたような、不思議で荘厳な音色だった。
 ちなみに楽器名の「池田」は制作に携わった日本人助手の名前から付けられている。
(K.M)
2010年03月30日(火)  10:00  / この記事のURL

バンコクにて思うこと

 2年ぶりにタイ・バンコクを訪れた。年間を通して温暖な気候、“微笑の国”と呼ばれる人に優しい国民性、物価の安さ、タイ式マッサージの気持ち良さ――などが記者を魅了してやまない国である。


 帰国日直前にそれは起こった。元首相タクシンを熱烈に支持する通称“赤シャツ隊”の大規模集会がバンコク市内のあちこちで開かれたのである。金曜午後にはタクシン元首相の地盤である農村部から支持者10万人(支持者側の声明では100万人)が続々と首都バンコクを目指して行進した。
 金曜午後は2件の取材アポイントが入っていたが、2件とも午後から有事に備えて従業員を早退させた。写真は1件目から2件目に移動する際にたまたま目撃した赤シャツ隊の行進である。やや緊張感のある取材となったが、トラブルもなく日曜には予定通り帰国した。
 日本でも新聞で報道され、ネットでも議論が起こっていた。否定的な見方が多かったように思う。赤シャツ隊の要求は現首相の退陣および選挙のやり直し。その決意表明として集会参加者の血を集めて路上にまくという過激な行動も取られた。
 タイ人の気質は穏やかと言われる。勤勉な日本人と比べて“怠け者”とされるのもその裏返し。勤勉な日本人は政治に対して具体的な怒りの行動を見せない。60年安保闘争、70年全共闘・大学紛争など一気に盛り上がった学生運動で満足な結果を得られなかった挫折感や徒労感がその後の“しらけた”国民性を形成したとの指摘もある。近代世界で一度も革命が成就していない稀有な国が日本である。
 血をまくという行為は感染症の可能性もあるので非難されて当然。暴力はもちろんいけない。争いごとはできれば無いほうがいい。しかし、現地で見たタイ人の“熱さ”に、エールを贈りたくなったのも事実。
(T・Y)
2010年03月29日(月)  10:00  / この記事のURL

メンズは女で変わる

 スカート男子の出現は、ここ1、2年のことだ。東京の原宿・ラフォーレ前交差点付近で1時間ほどウォッチしていると、大抵1、2例スカート男子と遭遇できる。「世も末だ」と嘆く輩は極めてコンサバか。
 スカートといってもフレア系やショート系ということではない。基本はタイト系でスーパーロング丈。いわゆるスカート然としたものではない。その意味ではスコットランド・キルトの方がそれらしい。とらえようによっては日本の袴もその一種といえなくもないが、イメージから言えば袴は男子というより武士だ。
 昨今のメンズトレンドはレディースのそれに強く影響されている。アウターシルエットのタイト&ショート化に始まり、美脚パンツ、補整アンダー、ロングノーズのシューズといった具合に、項目だけ見るとレディースと勘違いしてしまうほどである。
 スカート男子は現状、まだ希少な存在だが、レギンス男子は結構生息している。ハーフパンツなどとのレイヤードルックは、日常的には珍しくはなくなった。これに伴ってアンダーメーカーは秋冬に向け、メンズのレギンス(もしくはタイツ)に注力傾向にある。(Y.N)
2010年03月26日(金)  22:00  / この記事のURL

当時の空気を感じながらの商談

ジーンズのビッグジョン(岡山県倉敷市)は今年70周年を迎えるに当たり、過去の商品などを集めた「アーカイブルーム」を岡山県倉敷市の本社に設けた。ジーンズショップのようなディスプレイで商品を陳列。
 同社前身のマルオ被服時代のワーキング商品や米国コーンミルズの生地を使った「ビッグジョン」ブランド第一号のジーンズ「M1002」(写真左)など約200点をそろえた。まだ欠けている商品もあることから、今後も収集を続ける。
 アーカイブルームには当時の広告やミシンなども展示している。一般公開はしていないが、商談などに活用する。歴史を感じながらの商談は、新しい発想を生むかも!?
 また、展示している商品は同社ホームページ(http://www.bigjohn.co.jp/)上のコンテンツ「デジタルアーカイブ」とも連動している。
(TN)
2010年03月25日(木)  10:00  / この記事のURL