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寝具もメンテナンスが重要

 27日のテレビ番組「サプライズ“日本人が知りたい10の生質問”」という視聴者参加型の番組で、「ふとんのシーツをどのくらいの頻度で洗濯するか」という質問があった。「2、3日」「1週間」「2〜3週間」「1カ月以上」の4択で、インターネットや携帯電話、固定電話を使って視聴者が回答した。
 6割超が「1カ月以上」と回答。「風呂から上がってきれいな体の状態で使用するので汚れない」。ゲスト出演していたタレントの一言が支配的意見だった。2、3日に1回は洗うという女優の「1カ月も洗わないと気持ちが悪い」という声は少数派。
 人は寝ている間にコップ2杯分ほどの汗をかく。真水なら汚れることもないかも知れないが、汗には尿素などの体液を含んでいる。いくら風呂上がりでも、寝ているうちに皮脂がはがれシーツに付着する。それをエサにダニや微生物が集まってくる。嫌なにおいの発生源にもなる。アンケートでは、これらのことが気にならない人が多いという結果だったが、清潔で快適に寝るためには、こまめに洗うことが必要だ。風呂上がりに着用する肌着は毎日、洗っているはずだろう。
 今の洗濯機ならシーツぐらいは、丸めて洗濯槽に放り込むだけで済む。しかし、シーツでくるむ中わたの詰まったふとんになるとそうはいかない。家庭でできるメンテナンスは日干しぐらい。業界でも数年前から、リフレッシュや丸洗いなどに関心を示し、メンテナンスにも力を入れ始めた。最近では、その先に新しいビジネスの萌芽も期待されている。(H・S)
2009年04月30日(木)  04:15  / この記事のURL

「天空」より「普通」が馴染む

 高野口産地の大阪からの玄関口、橋本駅で見慣れない列車を発見。帰ってきて調べてみると橋本駅から高野山のふもとの極楽橋駅までを結ぶ南海電鉄の観光列車「天空」だった。車輌には展望デッキスペースやワイドビューの窓などが装備され、高野山までの道のりの風景を楽しむことができるらしい。沿線は風光明媚な地域だけに乗っていて楽しいことだろう。
 稼働は7月で現在はテスト期間で、一部ゴールデンウイーク中にプレ運行されるらしい。筆者が見たのはそれに向けての試運転だったと思われる。
 少し驚くのは南海電鉄の「天空」のコンセプト。同社ウェブサイトから引用すると“高野山という目的地に向かう道中である列車の旅を、日常世界から高野山の自然・精神世界への移行の過程として、俗世間から精神世界へと「Change of mode」できる乗り物をコンセプトにしています”とのことだ。
 “俗世間から精神世界へ”とか言われると、煩悩まみれの筆者などは「Change of mode」できるのか、いささか心配になる。もっとも「天空」は橋本駅から極楽橋まではノンストップなので、煩悩まみれの取材の足はもっぱら「普通」である。(K・S)
2009年04月28日(火)  06:25  / この記事のURL

価格インパクトは永遠か

 ジーンズメイトがナショナルブランド(NB)ジーンズを、1本1990円で販売し始めた。商品入れ替え時期などに発生する在庫を一括仕入れすることで、本来4000円前後ジーンズで1990円を実現した。この価格、かつてなら相当のインパクトを市場に与えたはずだ。
 ただプライベートブランド(PB)では2000円を切る価格は当たり前のような流れになり、またジーユーの990円ジーンズ登場後では価格インパクトとしては弱い。
 世は再びデフレ時代に突入。食品・飲食関連ではあらゆる業態でかつてない低価格を打ち出している。250円弁当も登場するなど、ランチはいまやワンコイン(500円)でいくらお釣りが戻ってくるかの状態にある。
 デフレの極め付けが住宅販売。家のポストにはたびたびマンション販売のチラシが投げ込まれるが、先日のものはアウトレットマンションと称して本来価格の35%引きとあった。その値引き額は1890万円。
 年中閉店セールを実施する店舗を見掛けるが、価格アピールも行き着けば何らインパクトを与えなくなるという好例。今の市場はその方向に向かっている。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」的流れだが、今こそちょっと立ち止まってもう一度自分の立ち位置を考える時期にきている。(Y・N)
2009年04月27日(月)  06:00  / この記事のURL

一息つく場がまたなくなる?

 最近、喫煙ルームが華やかだ。時代に合わせて、当社が入るビルも全館禁煙になって久しいが、このところ憩いの喫煙ルームに女性が異様に多い。五人に一人ぐらいだろうか?急に増えた気がする。どうも最近入居したアパレル企業の女性陣のようだ。ファッションも派手だし。親父ばかりよりは良いが、売れ行き不振のせいでストレスが多いのか?たまに喫煙ルームを占領するので、やむなくビルの外へ。一息つく場がまたなくなりそうだ。(T・N)
2009年04月24日(金)  08:33  / この記事のURL

ハードじゃないハードアメカジ

 1987年から1991年にかけて、世を席巻したファッションが「渋カジ」。30代中盤の団塊ジュニア世代の青春時代のファッションなわけですが、今シーズン、当時のファッションにインスパイアされたコレクションが散見しております。
 まずは「ソーイ」。春夏のスケーターとトラッドをミックスした絶妙な抜け感のあるコレクションが好評のソーイですが、09秋冬は1990年代前半に流行したフレンチカジュアル(フレカジ)を現代的にアレンジしたコレクションを発表してます。往年の「アニエスb」やデルカジ(モデルカジュアル)(笑)を連想させるコレクションを見て、甘酸っぱい思い出が蘇ってきた人は僕だけじゃないでしょう。「ポンヌフの恋人」とか、あの時代ですね。
 で、極めつけが弓削匠さんの「ユージュ」であります。1992年の東京を回想&アレンジしたコレクションは卒倒モノの出来栄えで、今回初めてユージュのコレクションを見た某大物スタイリストもいたく感動されたご様子でした。
 ミラレーンのバブァー風コートも、売れし恥ずかしの紺ブレもいい感じしたが、極めつけは「バンソン」とのWネームの革ジャケットでございます。写真のダブルのライダースは袖がネービーとグリーン、身ごろはブラウンという弓削節全開の素敵すぎる配色で、鼻血が出そうになりました。トリコロールで「Y」のワッペン付のTJPも最高です。キレカジ命だった高校生のころ、バンソンは僕にとってハードすぎて着られませんでしたが、これなら着てみたいと思う。
 でも。でもでも。一筋縄じゃないこのデザイナーは、サイズ感まで当時を復刻してしまったのです。Wのライダース、思わず付けそうになってしまいましたが、腕がごん太なのです。今のドメでは60センチ代が当たり前のジャケットの着丈も、70センチ代後半だったり……。
 レディースでは東京を代表する人気ブランドに成長しつつあるユージュですが、昨シーズンからこっそりメンズを再開していたのは皆さんご存じでしょうか。他に並ぶブランドがない独特のサイズ感、ぶっ飛んだ色使いなど癖はすごくありますが、とっても素敵な洋服がそろっています。勇気のあるバイヤーさんはぜひ!(K・M)
2009年04月23日(木)  06:00  / この記事のURL