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KANSEIのルーツを探る旅

 30日、東京・神宮外苑絵画館前広場をメーン会場に開幕した「Tokyo Designers Week2008」。衣食住―生活に関わるすべてのデザインに関する国内外の最先端情報が、東京の街を彩る。
 デザイン家電、デザイナーズマンションなどなど、デザインなくしては語れない現代。また世界が日本のデザインに注目する時代でもある。主催者であるNPO法人デザインアソシエーションの川崎健二代表は、国が推進するデザイン政策「感性価値創造プロジェクト」の一環として12月に仏・パリで開く「ジャパン・デザイン・エキシビジョン」の総合プロデューサーでもある。
 「大陸の影響を色濃く受けていた奈良・飛鳥時代より後、ひらがなが生まれた平安時代にさかのぼり、日本のデザインの“感性”をひもとくものにしたい」と意気込む。約120点の代表的製品をピックアップし、その中には風呂敷などの繊維製品も含まれるという。
 「感性を訳せば、センシビリティになるが、あえて訳さず、KANSEI展と銘打った。“KAIZEN”や“MOTTAINAI”のように日本の“感性”を世界に広めたい」と熱い。
写真=川崎健二氏(TDW2008メーンオブジェの前で)


2008年10月31日(金)  07:10  / この記事のURL

優等生はつらいよ

 なにごとも優等生はつらいものである。例えばテストで、いつも30点の人間が、60点取ると大変な評価だが、70点の人間が75点になってもあまり注目されないものだ。
 なぜこんなことを書くのかというと、天然繊維の話である。近年、繊維素材の世界でも「環境に優しい」が重要なアピールポイントになっているが、これを盛んに活用するのが合成繊維陣営という現実。天然繊維陣営からすれば、なんとも返す言葉に困る。
 綿、ウール、麻など天然繊維は、元来が環境に優しい素材なのだから、当たり前のことをいまさら主張するのも照れくさい。つい自己主張が弱くなる。やっぱり優等生はつらいのだ。
 しかし現代は自己アピールの時代である。黙っていては、社会から存在すら忘却されるという恐ろしい時代だ。優等生諸君も、もっと厚かましく自己アピールする必要がある。
 合成繊維は石油を原料にしているのだから、元来環境に悪いとまでは言わないが、少なくとも環境負荷は低くない。カーボンニュートラルからもほど遠い素材だ。
 ということを優等生である天然繊維陣営の人は、もっと声を大にして言うべきだろう。そういえば、2009年は国連が定めた「天然繊維の国際年」だ。ちょうど良い機会なのである。(M・U)
2008年10月30日(木)  03:48  / この記事のURL

東レの“顔”は高校3年生

 2009年の東レ水着キャンペーンガールが現役女子高生モデルの源崎トモエさん(ブース所属)に決まり、そのお披露目も兼ねた記者会見が¥27¥日、東京本社で行われました。
 同社によると、今回のキャンペーンガールの選考に当たって、90社から200人の応募があったとのこと。そのうち35人に絞り、3回の選考を重ねた結果、「東レにふさわしいキャラクター」として彼女に決定したそうです。
 大人びた外見と日本人離れしたスタイルとは裏腹に、話し方は若々しい高校生そのもの。しかも、かなりの“おちゃめさん”。特技の「子犬」と「夜中の猫」の鳴き声を披露し、詰め掛けた報道陣を笑いに誘いました。
 「同世代の女性を代表して東レの良さを一人でも多くの方々にアピールしていきたい」と、東レの“顔”としての自覚をのぞかせる源崎さん。今後の活躍が楽しみな存在に、注目です。(M・K)
写真=09年東レ水着キャンペーンガールの源崎トモエさん
2008年10月29日(水)  06:58  / この記事のURL

コスモスとカオス

 「秋桜」として知られるコスモス。風に揺れるその優美で可憐な風情は、秋の景色に欠かせない。キク科コスモス属の総称で、メキシコの高原を原産地とする。日本には1890年ころに渡ってきたとか。
 「コスモス」という言葉は、一方では秩序、調和、世界、宇宙を表す。ギリシャ語のkosmosから来たもので、こちらが本家。秩序から調和が生まれ、調和しているものは優美、優美な花すなわちコスモスということらしい。
 27日には東証の日経平均株価がバブル後最安値を更新、円は続伸した。コスモスの対極であるカオス(khaos混沌)の時代様相が、独り勝ちだった中国を含めて世界的に広がる。カオスは同時に、すべての物事を生み出せる根源とも言われるが……。  (S・G)
2008年10月28日(火)  06:00  / この記事のURL

シマへ行こう

 19日に開業したばかりの京阪電気鉄道の「中之島線」に乗る機会があった。
中之島線はその名の通り、水の都・大阪のど真ん中とも言える中之島を東西に貫く、全線地下の路線で、大阪の活性化にひと役買うと期待されている。
 大阪市(中之島)公会堂や大阪市役所、日銀大阪支店、東洋陶磁美術館、国際美術館、市立科学館などの施設のほか、東洋紡や東レ、三井物産、双日、住金物産など繊維になじみの深い大手企業も、この沿線に大阪の拠点がある。
 当社がある本町から中之島付近には、自転車に乗って取材に向かうことが多いのだが、この日は雨模様だったため、新線に乗ってみた。水都大阪の水を象徴するガラスと木で組まれた地下に降りる入り口が従来の地下鉄のイメージを覆す。
 駅構内は木材をふんだんに使った内装が落ち着いた雰囲気をかもし出している。通常、地下の建物は耐火性などの関係でコンクリートの内装が多いのだが、木材を使ったことで、ぬくもりを感じさせる
 天気のいい、休みの日に、新線に乗ってシマ(中之島)の美術館や古い建物を散策するのもいいかもしれない。(K・M)
2008年10月27日(月)  06:52  / この記事のURL