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「旗頭」が広げるユニフォーム

 写真は子供用のコック服。全国で展開中の料理教室「ABCクッキングスタジオ」で参加者が着用する。白衣用の素材だが、薄手で子供が着ても動きやすい。白衣メーカーの製品は大人向けが主流でジャストサイズが少なく、「かわいい」と保護者にも好評だという。
 製造元はビームス(東京都新宿区)。同社がユニフォームを作っていると聞いてビックリする方もいるかもしれないが、ソニープラザやセガなど特注制服の大型案件で数々の実績を持つ。1980年代、学生や社会人サークル向けのチームウエアを制作・販売していたのが同社のユニフォーム事業の源流。ウエアを愛用していた世代が経営者や幹部社員となり、「うちの制服もビームスで作れないか」―。ファンの要望に応えながら、同社のユニフォーム事業は次第に成長、ジャンルもビジネスから子供向けまで広がった。1976年の創業以来「日本の若者の風俗、文化を変えよう。その旗頭になろう」をスローガンに掲げてきた同社と、そのファンたちが、ユニフォーム市場に新しい潮流を作りつつある。
(S.T)
2008年08月29日(金)  05:34  / この記事のURL

「なんでもそろいます。」

 中国・華東地区を代表する経済大省、浙江省のアパレル、テキスタイル、日用品などの業者約200社が大阪・南港のインテックス大阪で商談会を開いている。昨年、同じ時期に華東地区の企業を集めた華東交易会〈大阪展〉が開かれたが、今回は見送りとなり、浙江省が単独で開いたもの。
 会場を歩くと、いろんな品々が目に飛び込んでくる。「なんでもそろいます」といった風情である。写真は迎春用品。しめ飾りや熊手など縁起物の数々が並ぶ。出展している湖州市の企業担当者は「全量日本向け。日本でしか用のない商品ですから」と笑いながら日本向け“一本足打法”を紹介する。
 このほか、扇子に団扇など日本風の商品が満載。華東交易会では神棚、仏具、おみくじなども紹介されていて驚いた。日本の中国生産依存はここまできたか、と再び考えさせられた。商談会は30日まで。(A.M)
2008年08月28日(木)  06:39  / この記事のURL

“本物”は永遠――映画「歌舞伎役者 片岡仁左衛門」に寄せて

 先日、このブログでも紹介した映画「歌舞伎役者 片岡仁左衛門」の上映会が22日から24日にまでの3日間、りそな銀行本社地下講堂で開催された。3日間の動員延べ人数は、なんと2159人に達した。
 商業資本の手を借りず、純粋にボランティアだけの素人集団による自主上映会が、これだけの観客を集めたのも、実行委員とサポーターのがんばりに加え、十三代目片岡仁左衛門という役者の人望の賜物だと思う。
 全6部の大作ドキュメンタリー映画だが、スクリーンに映る仁左衛門の姿には圧倒される。緑内障が悪化し、ほとんど失明状態で日常生活では家族に手を引かれて歩く仁左衛門が、一度舞台に立てば、義太夫の調子に合わせて華麗な動きを見せる。それは芸に生き、舞台の上でしか人生の意義を見出そうとしなかった名人だけが持つ「求道者の凄み」だ。
 とくに「孫右衛門の巻」は圧巻。「恋飛脚大和往来 新口村」で、孝夫(現仁左衛門)の忠兵衛、秀太郎の梅川を相手に仁左衛門が孫右衛門を勤める稽古の様子と舞台の一部が収録されているが、芝居の最後で、愛するわが子・忠兵衛を心中の道行きに送り出した後、雪の振るなか、ひとり咆哮する孫右衛門の姿に、激しく心を揺り動かされる。
 そして「登仙の巻」では、90歳で無くなる直前に演じ、最後の舞台となった「八陣守護城」の佐藤正清が映る。ほとんど動かないその姿に、なんとも言えない美しさを感じた。それは、役者の生の身体性が消去され、身体があたかも文楽の人形のような、純粋な魂の器と化した美しさである。
 映画を見てしみじみ感じたのは、やっぱり“本物”は永遠だということだ。そしてこれは、繊維やモノ作りも同じだろう。いま売れることは無意味とは言わないが、それがすべてではない。永遠を信じて、打ち込むことの価値は、“売れる・売れない”といった表層的なことを越えるものである。
 記者も今回、実行委員の一員として上映会のお手伝いをさせていただいた。また、上映会のオフィシャルブログ(http://geinous.exblog.jp/)で「銀杏の落葉拾い――片岡仁左衛門『役者七十年』を読む」を連載した。それだけに、この「“本物”は永遠」という思いが強い。どこまで実行できるか分からないが、記者としても、このことを心がけたいと思う。(M.U)
2008年08月27日(水)  07:39  / この記事のURL

RFIDの可能性

 第2のバーコードとして期待されるRFID(無線識別タグ)。繊維・アパレル業界でも引き続き経済産業省主導の実証実験は行われるが、ICタグやシステムのコスト高などから実導入はなかなか進まない。
 きょう開幕の「08アパレルソリューションフェア」でも、マイティカードが規制緩和されたUHF帯でのRFIDシステムを出展する。商品の店間移動をスムースにする米国アメリカンアパレル社や、読み取りリーダーを内蔵した什器スマートシェルフでゲームソフトの販売増に寄与している米国・家電量販店ベストバイなどの事例を紹介しながら、導入を促す。
 10月の「JFW−ジャパン・クリエーション」では、副資材の小林織ネームがアパレルのプレスルーム向けに、RFIDによる商品管理システムを紹介する。米国SOX法の影響で、サンプルも資産としてきちんと管理する方向が強まってきた。RFIDの活用で、雑誌やテレビなどに貸し出していたサンプルの紛失防止に一役買うものとして訴求する。
 全体的に衣料販売不振が続き、新たなシステム投資には慎重なアパレル業界だが、そろそろ隣の様子見は終わりにしてみては…。活用しない手はない。まずはプレスルームから…。(N・O)
2008年08月26日(火)  06:39  / この記事のURL

“メタボ”開始でウエスト85センチまで?

 7月に比べると幾分か過ごしやすくなり食欲もわいてきたところへ、住んでいる市の保険福祉部健康課から「健康づくりと食育に関する調査票」と書かれた大きめの薄茶封筒が届いた。
 いわゆるメタボリック症候群についての調査で、健診前の「前座」のようなもの。対象はもちろん私。封筒を開けると自身の食生活やライフスタイルを知るための細かな設問が。メタボ予防には「好物」もご法度らしい。
 ただ、最近、腹囲(男性85センチ、女性90センチ)を健診項目から外したことには納得。そりゃそうだろう、齢を重ねれば大体の男性はある程度太ってくる。エネルギーも若者以上に消耗しやすい。
 持論だが、「月の〜砂漠の〜」のらくだのこぶのごとく、“備蓄”脂肪がいざというときに役立つ。様々な消耗を内から補う。
 現在、減っていた体重もリバウンド中の87キロ。パンツのウエストサイズはここ数年、85センチではやや窮屈なので、ぴったりの88センチモノを購入している。
 ところがメタボ健診の義務化以降、85センチまではすぐに見つかるのだが、88センチはやたらアイテムも減っているような気がする。アパレルに聞くと「探すよりもお腹、へこましたほうが早いですよ」と“忠告”してくれた。(M・S)
2008年08月25日(月)  06:48  / この記事のURL