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カジュアルキモノ

 【東京本社】新元号公表を前に、“和”を見直す動きがある。ファッションに和を取り入れるデザイナーもいるが、日本文化、伝統文化の本当の良さを伝えるのは和服かもしれない。どこでも着られる洋服に対して、和服はやはり古都の街が似合う。神社やお寺。木々の緑やこけむした道に、和服の女性は映える。
 しかし、着方が分からない。価格が高い。長時間着用すると苦しいなど、和服のハードルは高い。利便性と低価格を求めてきた時代に、和服は取り残された存在かもしれない。成人式を前に、一度着物専門店を訪れたとしても、次に行くのは結婚して子供が七五三を迎える頃か。それも最近はセレモニー服に代用されている。
 母親から高価な着物を譲られる。それは財産にはなるが、置き場にも困る。こうした現状から和装業界は「カジュアルキモノ」の提案を行っている。もっと、日常に着物を広げる試みだ。簡単に着られる着物の開発から、着付け教室や着用イベントの開催まで。まず、消費者に着物の魅力を伝えることから始めている。(康)
2019年03月19日(火)  10:00  / この記事のURL