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「無印良品」の中国での揺るがぬ強さ

 【上海支局】良品計画は18日、浙江省杭州市の商業施設「工聯CC」で「無印良品」の世界旗艦店を開店した。記念すべき海外500号店となった。
 杭州1号店の出店は、約10年前の2009年7月31日。なぜ日付まで覚えているかというと、記者(筆者)は現地で取材したからだ。
 当時の中国の店舗数は、10店にも満たなかった。18年末の店舗数が256店なので、単純計算すると毎年約25店を出店したことになる。この10年はまさに快進撃だった。
 金井政明会長(当時社長)は杭州1号店の開店当日、「中国が今後大きく成長していくことは間違いない。非常に大事な市場になる。無印良品のコンセプトが受け入れられる素地が中国で整ってきた」と話していたが、まさにその通りになった。
 一方で、最近ではライバルの台頭などにより、今後の成長に対して慎重な見方が出ている。私もその一人だったが、今回の杭州旗艦店の取材で考えが変わった。
 開店後の旗艦店が黒山の人だかりになるのは予想していたが、同日に開いた講演会の盛況ぶりには驚かされた。会場には定員いっぱいの若者300人強が詰め掛け、松崎曉社長と無印良品の店舗のデザインを手掛けるスーパーポテトのディレクターの講演に熱心に聞き入った。
 日本で同様の講演会を開いても、これだけ盛り上がることはないだろう。無印良品の中国でのブランディングの成功を見せつけられた気がした。中国での好調はまだまだ続くのではないか。(祐)
2019年01月24日(木)  10:00  / この記事のURL