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ハナズオウ(花蘇芳)

 きょう4月5日は旧暦2月20日、七十二候では清明の初侯、玄鳥至る(つばめきたる)。海を渡ってつばめが南からやってくる頃。
 マメ科・ハナズオウ属のハナズオウ(花蘇芳)は、原産地が中国・朝鮮半島で江戸時代の初めに日本に渡来した。開花期は4月。桜の花が咲き終っても4月中咲き続ける。
 ハナズオウの仲間であるセイヨウハナズオウは、イエス・キリストの十二使徒の一人で「ユダ」がキリストを裏切った後、命を絶った場所に生えていた木である。このことから、「疑惑」「裏切り」「不審」という花言葉がハナズオウに付けられた。
 一方「蘇芳(すおう」という言葉は、古代から赤色の染料とされた“スオウ”の木の染汁の色に似ていることから来ている。
 ここから「高貴」「豊かな生涯」という花言葉が付けられた。明るい日差しの中で濃い桃色に輝くこの花のイメージは、前者より後者の方がぴったりしている。
 相反する二つの花言葉を持つ花、西洋では暗いイメージ、東洋で明るく希望に満ちた陽春へ期待に満ちている。(博)
2018年04月05日(木)  22:00  / この記事のURL