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偉大さを実感

 【東京本社】先日、和装関連の展示会を取材した。B2Bではなく、新作の発表と受注会を兼ねたB2Cの展示商談会で、出展者はもちろんのこと、来場者も和装が目立っていた。展示場には畳が敷かれており、じっくりと座りながら反物を吟味する姿が見られた。
 1時間半ほど話を聞き、会場を後にしようとしたところ靴がないことに気が付いた。畳敷きの会場は土足禁止だったため、入り口付近に置いておいたのだが見当たらない。出展者や主催者のみなさんが一緒に探してくれたのだが、やはりない。誰かが間違えて履いていったのだろうと諦める。
 とはいえ、靴下では帰れないので、スリッパを借りた。どこにでもあるようなごく一般的なスリッパ。上はスーツにネクタイであり、「変な人に見られないか」と思いながら地下鉄の駅まで歩く。これがかなり足が疲れる。特に階段の上り下りがきつくてしょうがない。靴の重要性を改めて知った。
 会社に戻る前に靴を買う。聞かれもしないのに「間違えて履いていかれた」と説明する。恥ずかしさを隠すためか、普段の自分では考えられないぐらいに冗舌だ。「居酒屋で靴がなくなって買いに来られる人は結構いますよ」と店舗スタッフさん。「昼間は初めてですけど」と満面の笑みで話してくれた。(桃)
2018年03月07日(水)  10:00  / この記事のURL