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現地の学生らに記念撮影せがまれる

 【大阪本社】先月の中旬にインドネシアへ出張した。初めて訪れる土地ということで想定通りの珍事があった。
 ジャカルタの発展ぶりを紙面で伝えるために、市内の景観を撮影しようと独立記念塔「モナス」に行ったときのことだ。
 塔は137bで地上階から市内を一望できる展望台までエレベーターで上がるのだが、やはり人気の観光スポットだけあり、エレベーターまで長蛇の列ができていた。気温は30℃ほど、荷物も重く並ぶのもおっくうだったが、紙面づくりのためには写真が欠かせぬと思い並ぶことに。
 この日は平日だったからか、観光客よりも現地の小・中学生や高校生が大勢、列をなしていた。その列の中に入ったのだが。しばらくすると、周りの子供たちの見る目がやけに気になる。
 現地の言葉は分からないが、それとなく自分について何か言われているのを感じた。ざわめきが徐々に周りの学生たちにも伝播していく……。次第に列にいた10人ほどの学生が私を取り巻きだして……。その一群から1人の生徒が私にスマートフォンを出して、身振り手振り。どうも一緒に写真に写ってくれということらしい。
 ほぼ無理やり生徒の群に引き込まれ、なぜか彼らと一緒に写真を撮られまくった。他の学生も周りから寄ってきて、一緒に写ってくれと。決して治安がいいとは言えない異国の地。油断をした隙にかばんを盗られたり、中身を抜き取られたりするのではと警戒しながら、多くの子供たちと一緒に写った。私の表情はほぼ引きつっていた……。
 今思い出しても何が面白くて彼らは私を取り囲んで記念撮影会を始めたのか、いまだに分からない。よほど日本人が珍しいのか。しかし、日本人だと明かしてもいなし……。撮られるだけでは悔しいので逆に撮らしてくれと頼んで撮らしてもらったのが冒頭の一枚。
 今思い出すと、愉快な生徒たちだったし、好奇心旺盛なところは日本の中高生たちと何ら変わりない。もっと現地に慣れていれば、気楽にフレンドリーに接することもできたのではと思う。(学)
2018年03月06日(火)  10:00  / この記事のURL