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36億枚と25億枚

 【中部・北陸支社】36億枚と25億枚。この数字はアバウトであるものの、国内での年間衣類供給枚数(輸入品と国内生産合計)と廃棄枚数だ。
1990年の国内供給枚数は、20億枚だったのに対して倍近くまで増え、廃棄枚数も驚異的な数字となっている。衣料品の単価ダウンと過剰な売り場面積、そしてトレンドの変化が要因と言える。このほど、オープンした名古屋駅前の新たな商業施設「JRゲートタワー」には、ユニクロ・ジーユーだけでなく大型セレクトショップも集結。予想通り、女性客を中心に連日にぎわっている半面、既存の周辺の商業施設は客数減を余儀なくされている。少産多死社会ともいえるわが国。さらにドイツなどと比べて低いリユース率(20%以下)。売り場を埋めるための生産ではなく、実際の需要と供給のバランス、そしてリユース率までを業界全体が考慮しなければ現在の悪循環から抜け出せない。(聡)
2017年05月22日(月)  10:00  / この記事のURL