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需要期のため息

 【東京本社】早いもので今日を入れて2月も残り2日となり、明後日には3月に入る。卒業、そして新入学・就職のシーズンとなる3、4月は、ぽち袋のハイシーズンでもある。卒業祝いや入学祝い、就職祝いはめでたく喜ばしい出費と言いたいところだが、通帳残高や給料日までの日数を見て、ぽち袋に思わずため息をつく人もいるのでは。
 ぽち袋が最も売れるのは、言うまでもなく、正月のお年玉用なのだが、最近は1年間に三つの需要期があるのだと言う。正月と春(3月、4月)、残る一つはお盆。帰省した子供や孫に小遣いを渡すための「おぼんだま」用で、2014年から販売されている。
 「おぼんだま」は山梨県の会社が製造・販売しているものだが、元々は年賀状印刷のフタバ(名古屋市昭和区)と郵便局が仕掛けたものらしい。そのフタバが2月の上旬に東京で開催された「ギフト・ショー春2017LIFE×DESIGN」に出展していたので、ブースに立ち寄った。
 担当者に「余計な習慣を作ったと言われませんか」と尋ねると、「江戸時代から一部地域では、お盆小遣いを渡す習慣があった」との答えが返り、うまく“コト”仕掛けたなと感心した。子供や孫に焦点を当てたコトでは、10歳を祝う「2分の1成人式」もある。繊維業界からも何か新しい“コト”が出てこないだろうか。(桃)
2017年02月27日(月)  10:00  / この記事のURL