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三備は新しい素材が盛りだくさん!

 【中国・四国支社】衣料品の販売不振が叫ばれているが、本当に売れていないのだろうか? アパレルはもっと産地に足を運び、新しい素材を発掘するべきだ。三備産地では企業を取材で回るたびに、面白い素材開発を目にすることができる。
 ショーワ(岡山県倉敷市)は、キュプラ100%のデニム(写真@)を開発。ロープ染色でキュプラの糸を染め、独特の深みのある藍色を出した表面感が印象的だ。既に昨年からキュプラ100%デニムは開発していたが、これまで3・5㌉までで、より太番手を使い、アウター用途へも提案できる5㌉、6㌉のデニムを開発した。
 ネップ使いでカジュアルでありながらも、どこか上品な感じがする篠原テキスタイル(広島県福山市)が開発したデニム(写真A)は、実はシルクのネップ糸使い。1b当たりの生地値は1000円以上と高級も、上品で柔らかいデニムの風合いは、なかなか他には見ることができない。
 中国紡織(福山市)が開発した刺し子風デニム(写真B)は、洗うと膨らみが出て、独特な表情に。同社は織機を増設しており、グループの山陽染工(同)や山陽染工児島ファクトリー(倉敷市)とも連携しながら、新素材の開発を強化している。
 海外ブランドへの供給が多い美希刺繍工芸(福山市)は、ニット生地をエックス状にカットしながら模様を浮かび上がらせる「X(エックス)カット」で下地にプリント生地を使うことにより、表現力をより高めた素材(写真C)を開発。他社に真似できない素材開発で存在感を高める。(佑)
2017年02月21日(火)  10:00  / この記事のURL