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パリで白昼夢?

 【大阪本社】2015年11月に発生したパリ同時多発テロを受けて、当社はその後、パリへの渡航禁止を判断。そのため今月の「プルミエール・ヴィジョン・パリ」取材が記者自身にとって1年半ぶりのパリだった。ミラノからパリに入る前日にはルーブル美術館で暴れた男に警官が発砲するという事件も発生。そして自身も現地で怖い経験をした。ただの白昼夢だったと自分に言い聞かせているが……。
 今回は土・日をパリ市内散策に充てた。ルーブル美術館界隈から、石畳の路地が交錯して趣のあるサンジェルマン地区を抜け、セーヌ川を越えてノートルダム大聖堂へ。
 案の定、観光客でごった返していたが、写真を撮り終え、ふらっと一本裏の路地に足を踏み入れた。そこに人通りはなかった。歩きながらふと狭いT字路から右に曲がる路地に目をやると、壁にもたれて座りこむ男。その対面には仁王立ちで右手を伸ばして胸の前に構える男。その周りにも2、3人の男。その刹那、「ドン! ドン!」と重い音が響く。仁王立ちの男の手の辺りからは白煙らしきものが舞う。撃った…!?
 男たちは一瞬こちらを振り向き、逆方向へ足早に歩き出す。私は本能的にその場から全速力で離れる。動悸が治まらない。観光客が集まる通りまでたどり着くも気になって仕方がない。10分ほどして、歩く人々に付いていきながら現場に戻ってみると、何もない。一瞬のうちに遺体を収容したのだろうか……。はたまた映画の撮影だったのか……。ただの白昼夢であればいいのだが……。(武)
2017年02月20日(月)  10:00  / この記事のURL