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美東が洗い加工に参入!

【中国・四国支社】ジーンズ加工・縫製の美東(岡山県倉敷市)は、洗い加工のブルーメイト(同)の事業を継承し、洗い加工業に参入した。ブルーメイトは染色やバイオ加工、ワンウオッシュなど、カジュアル向けを中心に対応。デニムがほとんどなく、受注が減少していたことに加え、従業員も少なかった。
 ただ、洗い加工場としては有数の設備を保有。「現状では洗い加工場を一から新たに立ち上げるのは認可の問題もあって難しい。継続していく方が当社としてもメリットがある」(新谷順一社長)こととともに、美東の中には洗い加工場で働いた経験のある従業員も多いことから事業の継承を決めた。
 美東はブルーメイトの従業員の大半を引き継ぎ、「ブルーメイト事業」として、デニムの洗い加工もできる体制にしながら、事業の拡大に向けた動きを本格化する。これまで外注で活用していた他の洗い加工場については今後も関係を継続していくが、自社でも洗い加工の機能を持つことで「ジーンズの加工や縫製で培ってきた発想力を生かしながら、新たな加工の開発も進めていきたい」と、新谷社長は話す。
 さらに不要な設備を廃棄し、空いたスペースに今月末から3D加工で活用するベーキング加工機を増設。サンプルなどの生産に対応するため、試験用の加工機も随時、導入を予定する。
 ジーンズの加工をした後で発注側から、「もう少し洗いで色を落としてほしいとの要望があり、外注費がかさむケースがあった」ことが解消されるとともに、洗い加工ができることによって「取りこぼしていた仕事も受注できるようになる」ことを期待する。
 ジーンズの加工で定評のある美東が、洗い加工でどんな加工を開発してくるのか。非常に楽しみだ。(佑)
2017年02月03日(金)  10:00  / この記事のURL