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“竹炭”のデニム

 【中国支局】ジーンズ加工の美東(岡山県倉敷市)は、岡山県の真備町竹炭生産販売組合と共同で竹炭をデニムに付着させた加工を開発した(写真)。真備町で生産が盛んな竹炭に目を付け、組合で竹炭を粉末にしてもらい、デニムにオーバーダイ加工した。当初は竹炭を粉末にしても粒子そのものが軽いことから薬剤と混ざらず、開発に苦労したが、約1年半かけ、試行錯誤しながら商品化にこぎ着けた。
 デニム本来のカラーにスモークがかかったような色合いで、はき続けることで色落ちの変化も楽しめる。ジーンズの場合、縫製のステッチ部分に竹炭の“たまり”が出るような処理を施すことで、より独特な風合いを出すこともできる。天然染料であることから、エコの切り口からも提案できる。
 直営店「コジママーケットプレイス」でメンズ、レディースのジーンズを1型ずつ、ワンピースを今秋から販売し、価格は2万円以上を想定する。ワンピースでは竹製のボタンを使い、竹炭で染めるなど、工夫する。
 今後も同社は地域の特産品と協業した開発を強化。ベンガラ染めのジーンズが吹矢地区の土産物店で販売が好調といった事例もあり、「地域性を出したモノ作りで、地域の活性化に貢献できれば」と期待している(佑)。
2016年04月19日(火)  10:00  / この記事のURL