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洗い加工の可能性について考える

 【中国支局】ジーンズの洗い加工は、前工程(ヒゲ加工、シェービング、サンドブラスト、ダメージ、ピン打ちなど)と、洗い工程(水洗い、ストーンウオッシュ、バイオウオッシュ、フェード、ブリーチ、オーバーダイなど)、後工程・仕上げ工程(ソーピング、樹脂加工、プレスなど)に分類できる。
 「これまで、どちらかと言えば前工程の加工だけで付加価値を高めようとする考えが強かったが、洗い加工という設備を持つ強みを発揮できる加工も考えていかなくては」と話すのは、フーヴァル(岡山県倉敷市)の石橋秀次社長。同社は洗い加工の設備を持つからこそできる加工の開発に取り組む。
 例えば、洗ってからシェービング、リメークし、再び洗いをかけることを繰り返し、ダメージ加工のジーンズでありながらも上品な風合いのあるジーンズに仕上げたり、マスキングテープを使い、貼っては洗うことを4回繰り返すことで見たこともないようなデザインのジーンズを作り上げたりするなど、面白い開発が増えてきた。
 石橋社長は「洗い加工場として、“洗い”を駆使した開発を改めて追求していきたい」と強調。まだまだ見たことのないようなジーンズが出てきそうな気がする。(佑)
2016年03月16日(水)  10:00  / この記事のURL