アパレルウェブ ホーム
« 2016年02月16日   |   Main   |  2016年02月18日 »

雨アソビ

 【東京本社】「第7回富士山テキスタイルプロジェクト」が15日からきょう17日まで、東京都港区六本木のアクシスギャラリーで開催されている。東京造形大学の大学院生6人と大学生2人が、山梨県の織物メーカーの素材を使って、衣料、傘、スカーフなどを製作した産学共同開発企画である。
 写真は槙田商店と伊藤蓮美さん(左)との作品「雨アソビ」。「私は雨から身を守る傘から、雨それ自体を魅せるための傘をコンセプトにした」と、伊藤さん。トンボの羽やクモの巣に宝石のように輝く透明な雨のしずくの美しさを表現したかった。
 素材はポリエステルのジャカード織りだが、熱処理を加えると収縮する糸を使用し、傘の表面に凹凸を作った。降り注いだ雨は、傘の表面にできたこの尾根状の凹凸にぶつかり、弾けて落ちたり、水玉となってたまったりと、傘の上で遊ぶ。
 伊藤さんはすでに甲府のテキスタイルメーカーに就職が内定している。「テキスタイルデザイナーを志して、その道を進めそう」と話していた。(康)
2016年02月17日(水)  10:00  / この記事のURL