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残存者利益?

 【中部支局】昨年から今年にかけて、東海地区の繊維工業企業で不採算部門の撤退が相次いで発表された。いずれも国内で唯一生産していたにもかかわらず、赤字部門の事業で撤退を余儀なくされ残存者利益を享受できなかった。グローバル化の進展は、ますます国内で生産できる素材が消えていく。
 かつてマーケティング用語で盛んにスマイルカーブ理論が叫ばれた。それは、付加価値の取れる部門は製造分野の部品でなく企画・設計と製品販売とサービス分野としている。繊維産業が国内で残るには多品種・小ロット・短サイクルと言われて久しいがこれでは利益が取れない。海外生産のコスト増から国内回帰もみられるが企業も営利目的である以上、残された時間は少ない。(聡)
2016年02月16日(火)  10:00  / この記事のURL