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下町の活性化がいい感じ

 【東京本社】東京・下町と言えば浅草や“谷根千”(谷中・根津・千駄木)が人気スポットだが、両者の近隣に位置する上野もアメ横エリアを中心にラッシュアワー並みの人でごった返す。
 これらは、まあ、いわばド定番的存在だが、ここに来て新たな下町エリアとして“徒蔵(かちくら)”が注目されている。御徒町と蔵前をつなぐエリアで、ここ数年、こじゃれた雑貨や家具ショップ、カフェが点在するようになった。
 そもそも革製品や宝飾品などの工房が多かった伝統工芸地域だが、街の活性化を狙いに台東区が施設面などでバックアップし、若手のクリエーターが集まるようになった。2010年にはJR高架下に商業施設「2K540」(写真)が開業するなど活性化の最中にある。一見街並み自体に変化はないが、その中身が徐々に変わっていくことで次第に街を訪れる人が増えてきた。 
過去を一気に消し去るような大型の器を作るだけのよくある大型再開発とは違って、街の景観や伝統を維持しながらの活性化手法は、いかにも下町らしくいい感じだ。(洋)
2015年12月16日(水)  10:00  / この記事のURL