アパレルウェブ ホーム
« 2015年11月18日   |   Main   |  2015年11月20日 »

朝ドラ

 【大阪本社】出勤前のひと時、時計代わりに、朝ドラを見るのが日課となっている。今回の朝ドラは10月から始まった「あさが来た」。
 ヒロインの「あさ」は、京都の豪商、三井家の四女、広岡浅子がモデル。京都から大阪の両替商に嫁いできたため、今は大阪の地が舞台となっているので、言葉に親しみもあるため、土地の者としてはなじみやすく、毎日楽しみに見ている。「あさ」の元気いっぱいの、どこに行ってもぶれないお転婆ぶりに、朝からたくさんの元気をもらう。
 夫は後にユニチカとなる尼崎紡績の初代社長、息子は大同生命の初代社長。また、子供のころに出会い、後々、「あさ」と深くかかわっていくことになる五代才助(のちの友厚)は、外国事務局判事として大阪在勤のおり、東京に経済の中心が移っていくことを憂い、民間となって大阪の退勢挽回に力を尽くした人で、大阪商工会議所の初代会頭だ。その人たちの生きた証しが、今も大阪のあちこちに存在するのも感慨深い。
先日、大阪商工会議所の前を通ったとき、五大友厚の銅像の前で思わず足を止めた。武士の名残か、右前足を少し前に出し、手のひらを上に、常に抜刀できる構えのその像の前には、「銅像について」と書かれた案内板があり、それを見て、大阪の経済を支えた人のことをあまり深く知らなかったなと反省した。朝ドラに取り上げられ、改めて勉強させてもらえる機会を得たことをありがたく思った。案外、ドラマも捨てたものじゃない。(陽)
2015年11月19日(木)  10:00  / この記事のURL