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名古屋駅前でも百貨店バトル

 【中部支局】名古屋駅前でかねてから建て替え中であった「大名古屋ビルヂング」(地下4階、地上34階)が、このほど竣工した。今月から順次オフィスや医療機関が営業を開始する。なかでも注目されるのが来年3月にオープンする三越伊勢丹グループの中型ファッションセレクトストア「イセタンハウス」だ。地下1階から地上2階までの中型店による新業態で伊勢丹新宿本店の持つ提案力・編集力・発信力をベースとして、出展エリアの地域特性に応じたMDの最適バランスを実現するという同社の新たなビジネスモデルの1号店となる。
 かつて名古屋駅前の百貨店は、名鉄百貨店本店と近鉄百貨店名古屋店しかなかった。その後、松坂屋が出店したものの撤退し、現在ではジェイアール名古屋タカシマヤが出店し、3店舗体制となっている。
 その3店舗体制だが一番の老舗である名鉄百貨店は、ジェイアール名古屋タカシマヤとの競争激化に伴い、2005年に伊勢丹による支援、業務提携を図った。まさか当時は、競合店になるとは思わなかったのだろう。今春、提携を解消し、独自路線を歩むこととなった。
 駅前にはさらに来年以降、2つの商業施設を含む複合型の超高層ビルが開業する。
 名古屋駅というとこれまで複数の地下街のSCが特徴であったが、いよいよ本格的な地上戦での小売りバトルが展開される。(聡)
2015年11月09日(月)  10:00  / この記事のURL