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ポスト成熟化現象とは?

 【東京支社】当たり前のことだが、洋服ジャンルではすでに成熟する欧米社会。もう20年以上前に欧米に行ったときに感じた日常着は「Tシャツ&ジーンズ」であった。これは日本ファッションシーンでここ数シーズンのトレンドファクター“ノームコア”(究極の普通)という着こなしに重なる。
 その意味で日本の洋服も成熟の域に入っているということになる。かつての、とりわけバブル時代のカジュアル服は欧米人には極めてエクセントリックに感じるファッションだったようだ。つまり日常着というより、非日常着という感覚。今の感覚で表現するなら、アニメのコスプレに近いモノだったかもしれない。
 次もかつて欧米で感じたことだが、半袖もいれば、ダウンジャケットを着ている者もいるシーズンレスな風景。空調の発達で室内ではそれが可能だが、屋外となるとやはり気候に合わせた着こなしに統一されてしまうのが日本であった。それが今では写真のように、コート姿とキャミ姿が並んでいる。シーズンレスな着こなし。日本の洋服は確実に欧米化・成熟化のレベルに達している。ということでもうこれ以上の進化・変化はないのか。それとも退化が新たな進化の始まりなのか。今後の日常着に注目だ。(洋)
2015年09月08日(火)  10:00  / この記事のURL