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尋ねにくいこと

 【本社】この春から担当が変わり、以前に比べ、少し消費者に近い企業を取材することが増えた。それに伴って、目にするブランドの数も多くなり、製品紹介の機会も増えた。そうしたなかでのひそかな悩みが、(英語以外の)欧州語のブランド、商品名だ。
 もっと正確に言えば“語学的にはちょっとおかしいブランドに出くわすとき”である。単なる名前だからスルーすればよいのだが、学生時代に仏語・伊語をかじったこともあるのでどうしても気になる。英語でない命名の場合に多いのは、不定冠詞(英語のa、anに当たるもの)の誤用。男性名詞なのに女性不定冠詞がついていたりする。ほかにも、綴りからして明らかにフランス語なのだが、なぜかイタリア語の読みなっていたり、女性冠詞のついた形容詞の名詞化したもので語尾変化をしていない場合など。
 これまでも、海外展示会名、人名のカタカナ表記で悩むこともあった。それなら、調べればどうにかこうにか“正解”というものにたどり着けるが、この場合、正解は尋ねるしかない。
 あえての命名ということもあるだろう。それに、海外向けなら誤用がかえって衆目を驚かせることもある。とはいえ、「この誤りにも見える用法は意図的ですか。その隠れた意図は」とはなかなか面と向かっては聞きにくい。さて、なにかうまく、さりげない尋ね方はないものか。(典)
2015年07月21日(火)  10:00  / この記事のURL