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新勢力の成功に何を思う

 ただいま織機の搬入中!日本の産地ではとんと目にする機会が減った光景だ。今の時代にどこの機屋だと思われる方もいるだろうが、実はこの写真の綺麗な建屋は機屋ではない(純粋なという意味で)。播州織ブランド、「玉木新雌」の新しいアトリエがその正体だ。
 播州織に限らず、日本中の織布産地で機屋の廃業が相次ぐ。播州織のオリジナルストールを爆発的に販売し、播州織の新たな価値を構築したのが玉木新雌。生地好きが高じてシャトル織機2台を入れたのが2年半前。ちなみに、同時に播州織工業組合にも加盟。同工組にとって実に13年ぶりの新しい組合員の誕生だった。
 半年後にはレピア織機2台も導入。今年4月末の新アトリエオープンと同時にレピア織機2台を追加導入したのが、写真である。
 これまで導入したのはいずれも中古織機。しかし、試作を中心にしているとはいえ、自分の力で織機を稼働させ、事業を拡大する同ブランドの勢いには敬服という言葉しか思いつかない。この“成功”を間近で見る既存の機屋は何を思うのか。嫉妬だけではもったいない。(T・Y)
2013年06月05日(水)  10:00  / この記事のURL