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土用干(どようぼし)

 高価なうなぎを求めて列を成したのはついこの間、土用の丑の日。土用とは今年でいえば7月19日の土用の入りから秋の立秋前の8月6日までの19日間のことをいいます。
 稲作では、1年中で最も強烈な陽射しのあるこの「土用」の時期に1週間から10日間「土用干し」といって、たんぼの水をぬき、土を乾燥させてひび割れ状態にします。土中のガス抜きと酸素の供給、そして雑菌の繁殖を抑えるためです。
 また、土用干しをすることで稲が水を求めてしっかりと根を張り、台風に強く倒れにくい稲に成長します。土をひび割れ状態にすると根に刺激が加えられ、葉や茎の成長から米を実らせる体制への転換点となります。人工的に過酷な環境をつくりだすことで、土壌も変わり、稲自体も強くなります。
 7日の立秋が過ぎたとはいえこれから暑い秋のはじまりです。(H.Y)
2012年08月10日(金)  10:00  / この記事のURL