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「食」も産地の魅力

 「繊維産地を訪れる際に、食べ物がおいしいというのは重要な要素」とある産地関係者。北陸産地にはカニに代表される海の味覚があるし、名古屋や尾州にはあんかけスパゲティや味噌カツなど独特の食文化が存在する。
 繊維産地には「産地に人を呼びたい」という目的がある。生地を直接的に買ってくれるにとどまらず、産地を知ってもらい、一緒にモノ作りをしようという機運が高まっている。しかし、多くの繊維産地は商社やアパレルが集まる大都市から離れた遠地にあり、なかなか産地の思いは届かない。
 「産地を見る」という目的に、「食」という動機が加われば、産地に足を運ぶ人が増えるかもしれない。現に、産地が活況を呈したころには、カニを食べるために北陸産地に足繁く通う繊維関係者が数多くいたという。
 播州には「播州ラーメン」や「黒田庄牛肉」があるし、高野口には柿や巨峰が、高島には鯖寿司や鮒寿司が、三河にはみかんが、備中には手延べうどんがある。しかし、北陸のカニや遠州のウナギほどには知名度がない。産地に人を呼び込むには、「食」のアピールも重要な要素だ。(T.Y)
2011年11月16日(水)  10:00  / この記事のURL