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デニム健在の中で

 ベーシックジーンズ、いわゆる5ポケットのデニムパンツの売れ行き不調が続いている。ジーンズがワークシーンから男のアイテムとなり、さらに欧州ラグジュアリーブランドがデニムを取り上げたことで、その市場性は一気に拡大。この10年はファッションシーンには欠かせない存在になった。
 プレミアムジーンズが一世を風靡したことは記憶に新しいところで、その後ダメージタイプやスキニー、ボーイフレンドといった具合に、そのこなしは多様化した。またデニム素材ということではコートやジャケット、ベスト、ショートパンツなどアイテムバリエーションが広がっている。
 そういった中でのベーシックジーンズの低迷である。そういえば2年ほど前は、1000円を切るジーンズが大いに話題となった。ベーシック分野活性化としては、最後の手段だったかもしれない。そこからまだ、同分野の目立った動きはない。
 東日本大震災後、消費者の価値観が変わり、全ての分野で「原点返り」現象なるものが起こっている。その意味でデニムの原点となる5ポケットのベーシックジーンズで、そろそろ何か動きがあってもいいような気がする今日この頃である。(Y.N)
2011年10月14日(金)  10:00  / この記事のURL