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個人が守り育てるという発想

 ボジョレーヌーボーワインのように、その年にとれたオーガニックコットンを楽しむという、池内タオルの新タオルブランド「コットンヌーボー」は、ミュージックセキュリティーズの「風で織るタオルファンド」に支えられている。このほど、1口5万円から投資できる同ファンドが完売したという。

 “大切なものを守るという投資”を掲げて運営する同社のファンドは、日本の林業を守る「わりばしファンド」や酒蔵を守る「純米酒ファンド」など、伝統の継承やモノ作りのコンセプトに共感する個人の投資によって、事業を守り育てるというもの。その見返りに、売り上げの一部の分配や商品プレゼント、イベントなどを楽しむ。繊維関連ではほかに、「天然藍染め桃太郎ジーンズ」ファンドも手がけた。
 タンザニアのオーガニックコットンを使用するコットンヌーボーのファンドでは、毎年違った風合いのタオルを感じてもらうとともに、農薬を多用する通常の綿花栽培で健康被害にあっていた現地の綿花栽培者を守る意味合いもある。
 個人が楽しみながら、伝統産業あるいは新規事業を守り・育てるという発想。日本を元気にする新たな潮流になるだろう。(OK)

2011年03月02日(水)  10:00  / この記事のURL