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欧米化の弊害か

 今年は大寒が初夏を思わせるような陽気だったのに対し、立春前後あたりからは大寒波の到来で真冬に逆戻りしてしまった。そんな時、売り場はいつもの通り既に春の演出で花盛り。防寒アイテムは少なからずあるものの、メーンは春物へと移行しているため、消費者にとって同アイテムへの購買モチベーションは上がりにくい。
 ただこの時期、こういった異常気象(?)は今年だけが特別ということではなく、例年起こっていることである。季節的には本来1月下旬から2月中旬あたりが防寒アイテム着用の本番だが、売り場は春となる。従来からの商慣習を逸脱することは勇気あることだが、様々な事情はあるだろうが現実の生活者ニーズが防寒アイテムを求めているのであれば行動に移すしかない。
 新暦が採用されてから130年以上が経過するが、現実的な季節感までもが変わったということではない。いまさらながらのことだが季節感と生活は密接に結びついているもので、その影響が商戦に反映されるのも至極当然のこと。本来の季節感と暦のズレ、欧米化の弊害か。
(NY)
2010年02月09日(火)  10:00  / この記事のURL