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狙いは“お買い得”感

 ホンダのハイブリッドカー「インサイト」が好評だ。200万円でも300万円ほどの価値観があると評価されているのが勝因らしく、購買意欲を誘う“お買い得感”を達成する上で、実際の金額は相対的なものだという代表例だと思われる。

 この点について、「オーバーバリュー」と言い換える専門家もいる。昨今は短絡的に、“超格安”を目指し、やみ雲に値下げ競争に走る動きが多い。しかし、金額と言うのは相対的なもので、低ければ低い中で「高い」と感じることもありえる。「値下げ競争に陥ればきりがない」と、懸念されるゆえんだ。
 東海染工がこのほど、高堅ろう度の「建染(たてそめ)」を開発した。黒をはじめ、カラフルな色も高い堅ろう度を実現する。こうしたクオリティーも、オーバーバリューでお買い得な商品を作る材料になるはず。
 小売業者は、メーカーに「値を下げろ」と大合唱するのをやめて、前述した新加工のような、「お買い得感を実現できる材料はないか」と問うべきだろう。(F・K)

写真は東海染工の「建染」加工品。購入時のカラーを長く保持できる。
2009年04月22日(水)  06:22  / この記事のURL