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太陽の黒点と景気循環

 今年、実は世界天文年ということはあまり知られていない。ガリレオ・ガリレイが、「望遠鏡」を苦心して作り、それで宇宙を眺めたのは1609年の末といわれ、今年はその400年目に当たるということで企画された。
 さて、宇宙のなかで我々にとって一番大事な星といえばなんだろうか。地球を除けば、太陽になるだろう(月もそれなり大事だけど…)。昨年、その太陽に異変が起こりつつあった。2007年末ごろから黒点の数が異常に少なくなるという奇妙なことが起こっていたのだ。
 黒点とは太陽の表面のなかでも温度が低く、黒い点に見える部分。黒点の数は約11年の周期があるといわれ、1755年から始まる活動の山をサイクル1とすれば、2007年にはサイクル23の極小期を迎えたわけだが、昨年8月、ついに黒点が一つも観測されないという事態が発生、黒点が全く観測されなかったのは1913年以来、約100年ぶりとなる。
 実は景気循環と太陽黒点周期は関連するという説が昔からある。奇しくも黒点が全く観測されなかった翌月、リーマンショックが起こり、景気後退の引き金を引いた。オイルショックやプラザ合意、バブル景気崩壊後の時期も黒点の数は少ない。
 単なる偶然といえばそれまでだが、あと100年ぐらいすれば、太陽の黒点を観測しながら企業を経営するというスタイルが当たり前になっているかも。(Y・O)
2009年04月17日(金)  06:00  / この記事のURL