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暗い銀座

 ここにきてのタウンファッションカラーは、シーンを選び汎用性の低い華やかな色が敬遠され、無難なモノトーンに支持が集まっているようだ。渋谷や原宿、新宿といった大衆商業エリアはもとより、ラグジュアリー志向の強い銀座も例外ではない。
 世界的不況の影響で中国など海外からの来街者は減少し、さらにラグジュアリーブランドの出店取りやめなどといった要素も、銀座に暗い影を落とす。昼時の銀座といえば、ショッピングやランチを楽しむ中高年ミセスが主役となる。4丁目交差点あたりは元気なミセスによって、常に華やいだ雰囲気が漂っているのだが、昨年末あたりからランチの待ち合わせをするミセスの姿がめっきり減ったため、いつものような“デイリーなハレの場”的雰囲気が感じられなくなった。
 人口減かつ衣料への関心が薄れつつヤング・キャリア層。一方50代以上のミセスは洋服を謳歌した世代であり、金銭的余裕もある。いまは財布の紐を締めている状態。ということで衣料消費の本格的回復のカギは、ミセスが握っているといっていい。企画提案段階ではどうしても若い層へ力が注がれる傾向にあるが、真のターゲットはミセスということになる。(Y・N)
写真=カラフルカラーは小物でのピンクなどが目立つ程度(東京・銀座)
2009年02月20日(金)  05:55  / この記事のURL