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押し寄せる技術革新を見て

 先週末、大阪ミシンショーへ取材に行ってきた。これにかかわらず、衰退がささやかれる国内の展示見本市だが、なかなかの盛況。出展者側から見ても「昨年よりさらに真剣味が増している」との声が目立つ。
 それに加えて目立つのが出展される各種機器のソフト、ハード両面の進化だ。ミシンの性能向上はもちろんだが、各社のソフトウエアのソリューション提案が充実している。デザイン、パターン作成、プレゼン資料、作業手配書、完成品のシミュレーションなど、アパレル作成工程の管理のほとんどがソフトウエアで一元作業できてしまうというものも珍しくない。しかも、自動化技術向上が著しいハードウエア類を最も効率的に活用できるのが、これらのソフトウエア群だったりするのだ。
 このペースでいくと、近い未来には店頭のアパレル販売データから売れ筋を読み取り、トレンド予測をしてデザインもパターン作成もコスト計算もするソフトが現れてもおかしくない。
 さらにソフトウエアによる自動制御技術の進化が加わればインクジェットプリンターを操作して自らトレンド柄の生地を調達、裁断、縫製まで仕上げてパッキングし、人の手が最初に触れるのは店頭―なんてこともあるかもしれない。(K・S)
2009年02月05日(木)  07:00  / この記事のURL