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おしゃれな街に足りないもの

 すっかり言葉としては定着した感のある、エコ。繊維関連企業を見渡してみても、物流の最適化によるCO排出削減や再生ポリエステル使いの衣料品展開など、その取り組みの裾野は果てしなく広い。エコに勝機を見いだし、利益を追求する。それと同時に地球環境の保護を両立できるだなんて、何だかとっても素敵な話ではある。
 ただし、エコに熱心なあまり、「人」を見落としてしまっている例を多々目にする。東京の、いわゆる“おしゃれスポット”を歩いていつも思うのだが、何と人に不便な街なのだろうか。それは、その街を構成するショップについて特に顕著で、来店者を拒むかのように、入り口から段差だらけなのである。反バリアフリーだ。これでは誰もが入店できるわけがない。もちろんブランドイメージに合わせた外観を構築し、来店するターゲットを絞っての店舗展開だとは分かるのだが、そんな店頭でオーガニックコットン使いのTシャツを目にすると…何だか妙な違和感を覚える。
 熱心にエコに取り組むことは、大いに結構。ただ、もう少し、人にも優しくあってほしい。  (M・K)
2009年01月19日(月)  07:01  / この記事のURL