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「効果あり!?」一本のバナナ

 さあ、4カ月続いたクールビズ(CB)とも今日でおさらばだ。とたんになんだか首から爪先まで窮屈な感じがするが、昨年に比べて残暑が緩いのが救いだ。
 CBで緩んだ感じの体を引き締めようと野菜、果物摂取を心がけようと思っていた矢先、「一本のバナナとコップ一杯の常温水を朝食にするだけで効果的なダイエットができる」と最近、テレビの情報番組で紹介したものだから、翌日のスーパーの食品売り場から数日間、バナナの売り切れが早まった。
 ダイエットに関心のある人がバナナを求めてスーパーに走ったものと見られる。一瞬、1970年代後半のオイルショック時、トイレットペーパーを買い求めて店に殺到する人たちのシーンが脳裏をかすめた。
 こうした一種の“パニック”現象はファッションの世界でもある。シーズンを迎えるダウンジャケットでも過去、在庫探しに併走した人が多くいた。
 ネットで最近のダウン情報を検索すると、ある“商店”では早くも「売り切れ御免」と出たのは「モンクレール」だった。¥52¥年にフランスで生まれたモンクレールのダウンは、世界の探検家や登頂隊にその品質の確かさを買われ、フランスナショナルチームの冬季オリンピック公式ウエアも経験した本格派。
 日本でも若物の間で人気は高い。マニアに言わせると、グースの産毛を使ったモンクレールのダウンは軽くて暖かく、誰もが認めるダウンの“スーパーブランド”だと言う。小売価格は7万円から10万円以上と高額。ダイエットのためのバナナと比較するのはどうかとも思うが、「関心」のある人にとっての心理は同じ。まずは欲しい。
 余談だが、気象筋の情報によると、太陽の黒点が減っていることから今冬は非常に寒くなると言われている。暖冬で防寒着の消費が進まないシーズンが続いているだけに、災害なしの寒波は歓迎したい。(M・S)
2008年10月01日(水)  06:45  / この記事のURL