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生産者と小売りとのギャップ

 コストアップ転嫁の値上げを求める生産者に対し、消費不振を理由にそれに抵抗する小売り。繊維業界特有のこの構図が最も鮮明に出ているのが、インテリアかもしれない。あるインテリア専門店によると、消費者の価格重視はますます強まっており、1万円以上の商品はなかなか売れなくなった。「消費者に目新しさや付加価値を感じさせる商品が少ないのでは」と質すと、「(目新しさや付加価値を)分かってくれる人は少ない。価格だけを見て買う人がほとんど」とバッサリ。食料品やガソリンの値上げで、インテリアにまわす金(かね)がなくなったとためと分析する。
 日本の消費者の多くは季節を問わず、また、景気の良し悪しを問わず、同じカーテンやカーペットを何年も使っている。消費者にインテリアへの関心を持たせる取り組みが不足していることが一番の問題と感じるのだが…。(A・T)
2008年08月21日(木)  07:00  / この記事のURL