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EUダウンの古着に夢中

 今秋冬はダウンブームの最終年と言われ、店頭では「モンクレール」を筆頭に多くのブランドが並んでいたが、実売的にはいまいちだったようだ。昨冬は予約で完売してしまっていたモンクレールの人気モデル「K2」がセールに出る始末で、各ショップは嵩張る在庫に頭を抱えているに違いない。
 そんな世の中の流れに反して、自分的には今年はダウンの当たり年だった。買いも買ったり買ったダウンは何と7着! 内訳は、80年代のフランス製のモンクレール3着、フランスの「ANORALP」(アノラルプ)1着、スイスの「ROGER EGGER」(ロジャー エガー)2着、リフリッジウエア1着(中身は化繊)で、リフリッジ以外は古着である。
 どれも気に入っているのだが、とくにメロメロなのが写真のアノラルプ。既に消滅してしまったフランスのブランドで、80年代当時はモンクレールより高機能かつ高価で、ポパイ少年の憧れの存在だったという。
 日本におけるEUブランドの古着ダウン市場は、非常に数が少ないうえにコアなマニアがいるジャンルなので、たまにヤフオクなどに出てきても、良いモノだと5万円を超えてしまうことがある。しかし、赤のシャイニーナイロンに紺のリブと肩部のナイロンの組み合わせがおふらんすなこいつは、なんと5200円! しかもほぼデッドストック状態というオマケ付だ。
 EUダウンは、都内の古着屋は例外なく高いので、狙い目は町田や川越といった郊外の古着屋。とくに一見ダサそうな国内仕入れの古着屋にお宝が眠ったりしている。
 こうした消滅してしまったEUブランドの資料は極端に貧しく、今一番ビンテージを紹介している媒体「FREE&EASY」でもほとんど取り上げられることがない。そのぶん自分で調べるしかないので、見たことのないモノに出会うたびに大きな喜びと感動がある。16の時から続けている古着屋通いだが、通う頻度がとみに増えている今日この頃。(K.M)
2008年01月30日(水)  07:13  / この記事のURL