大学院生の実力
工学修士号と経営学修士号、二つを同時に取得できる大学院があるといったら驚くだろうか。大阪大学大学院工学研究科ビジネスエンジニアリング専攻は、そういったユニークなカリキュラムの大学院だ。この専攻では、工学的研究を実際の社会や経済に応用できる人材の育成
を進めている。その代表が「OJE(On the job Education)による実践型演習」と呼ばれる科目。大学が保有する基礎研究の知見を活用した実ビジネス展開を大学院生が研究する「ビジネスエンジニアリング研究」として実施されている。
先日、その研究発表会で放射線を用いた新タイプ抗菌防臭加工が発表された。基礎技術は同大学の清野智史講師が開発したものだが、それを繊維に応用したのは修士課程に在籍する4人の院生だというから驚き。しかも特許も出願したという。やはり大学院生や修士号取得者というのは、活躍の機会さえうまく与えてやれば、実力を発揮するものである。
最近、大学院が「高学歴フリーター」の量産工場になっているという批判が注目された(もっとも、これは博士号取得者の場合だが)。しかし、視野狭窄な大学院修了者も悪いが、彼らを活用できない社会や企業にも問題があるのではないか。そもそも「大学での学問は、実際のビジネスでは役に立たない」というような古い考えは捨てるべきかも。なぜなら大学教育も進化しているのだから、と文学修士である記者は手前勝手に思うのである。(M.U)
(写真は、大阪大学大学院工学研究科ビジネスエンジニアリング専攻のパンフレット)
先日、その研究発表会で放射線を用いた新タイプ抗菌防臭加工が発表された。基礎技術は同大学の清野智史講師が開発したものだが、それを繊維に応用したのは修士課程に在籍する4人の院生だというから驚き。しかも特許も出願したという。やはり大学院生や修士号取得者というのは、活躍の機会さえうまく与えてやれば、実力を発揮するものである。
最近、大学院が「高学歴フリーター」の量産工場になっているという批判が注目された(もっとも、これは博士号取得者の場合だが)。しかし、視野狭窄な大学院修了者も悪いが、彼らを活用できない社会や企業にも問題があるのではないか。そもそも「大学での学問は、実際のビジネスでは役に立たない」というような古い考えは捨てるべきかも。なぜなら大学教育も進化しているのだから、と文学修士である記者は手前勝手に思うのである。(M.U)
(写真は、大阪大学大学院工学研究科ビジネスエンジニアリング専攻のパンフレット)
2008年01月18日(金)
06:00
/ この記事のURL



