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Dなのか、Tなのか

 12月はレッグウエアが活況を呈する季節。ファッションアイテムとしてレッグ商品が台頭するなか、とりわけ今冬大ブームなのがカラータイツ。店頭に並ぶタイツに目をやると、厚さはすべて「デニール(D)」表示。
 繊維の繊度、強度の単位として、国際規格(ISO)では「テックス(T)」を用いると規定。日本工業規格(JIS)もすでにテックスに切り替えており、日本化学繊維協会も1999年から繊度表示にテックスを採用。同協会会員の化学繊維メーカーはすべてテックス、デシテックスへ表示を切り替えた。
 ところがタイツなど製品の表示はデニール。理由は簡単、「デシテックスは消費者にわかりにくい」(レッグメーカー担当者)。デシテックスにするとこれまで60デニールだったタイツは66デシテックスに。数字も半端になるが、単純に「デシテックスは言いにくい」などの不満も。“繊度の国際整合性”と言えど、アパレルや小売にすれば消費者に伝わらなければ使えない。Dなのか、Tなのか。単位をめぐる攻防は続く。(E・M)
2007年12月05日(水)  05:51  / この記事のURL