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「ワーキング・コスチューム」としての制服

 ユニフォームの提案手法が進化している。写真はカイタック(岡山県)が東京支店でこのほど開催した新作素材展示会。
 パネルをびっしり埋めているのはオフィスや飲食店、研究所など様々な建物の写真だ。
 鋭角的なウルトラモダン建築から、ランプの明かりに照らされた家庭的な温もりなど、ひと言で「職場」と言ってもそのコンセプトは多種多様。
 企業戦士が無機質で画一的なデザインの建物で働いていたのは過去の話、顧客や従業員にどのような環境を提供したいのか、他社との差別化をどう図っていくかは、企業にとって大切な経営戦略のひとつとなりつつある。
 従業員の家族や顧客、学生に社屋を公開する「オープン・オフィス」の導入もその一環だろう。職場が個性的になれば当然、ユニフォームも職場の表情に馴染む風合いやデザインのものが望まれる。
 職場をステージに見立てれば、ユニフォームはいわば衣装だ。着ることによって舞台の一部となり、そこで働く自分を明確に意識するだろう。
 同社の着眼点に感心させられるとともに、お仕着せや作業衣から「ワーキング・コスチューム」ともいうべきユニフォームの役割を垣間見た思いだった。(S.T)
2007年11月21日(水)  06:00  / この記事のURL